味噌ラーメン専門店、電撃的に復活!


そして、旅は続きます。
クルマはさらに走って、ついに札幌!

いわずもがな、北海道一の大都市、札幌。
人口約190万人。もちろん政令指定都市です。

いやぁ、規模が格段に違います。
近づくにつれて、どんどん増える家、マンション、ビル、そして繁華街。

かつて北海道のラーメン屋さんが僕に言った言葉がありました。

「各地の人が、いつか東京に店を出したいと思うように、
僕ら北海道人は、いつか札幌に店を出したいと思うんです」

そんな、みんなの夢を抱えた街、札幌。

こちらのご当地グルメというと、筆頭に上がるのが、札幌ラーメン。
昭和30年代に「味の三平」が考案したとされる味噌ラーメンは、
今や、全国区の味。
ここまで全国に浸透したご当地グルメも珍しいです。

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中でも、今回、どうしても伺いたかった1軒が「狼スープ(おおかみスープ)」。
味噌ラーメン専門店です。

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店内は、こじんまりとしていて、カウンターと、ちょこっとテーブル席のみ。

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ご主人の鷲見健さんは、長野の出身。
某味噌ラーメン店で修業を積んで、1999年に屋台で創業したそう。

屋台だったんですね。

「そうなんです。札幌に屋台文化が無いので、イケると思って」

なるほど〜!

「でも、なんで札幌に屋台文化が無いと思います?それは、やってから気がついたんですけど、冬が寒すぎるんです。包丁すら冷たくて持てない!」

なるほどーー!!

というわけで2000年に店舗を構えたそう。
この場所は決して良い立地じゃないです。
でもここを選んだのは修業先と同じく、「行き止まり」で「橋の近く」だから。
おいしければ、場所は関係ない!その心意気をそのまま受け継いだ形ですねー。

でも、お店は突如として2010年9月に長期休業に入ります。
それが、今年2012年4月11日に、電撃的復帰を遂げたのです。

それが、僕がどうしても来たかった理由。

その間、一体、何を・・・・・・?

「昔からずっとボクシングをやってたんです。両立していたのですが、どんどんのめり込んじゃって。でも日本では年齢の関係でライセンスが取れなくて、タイで取ったんです。それで、またどんどんのめり込んじゃって、どうしても、タイでボクシングをしたくて行ってました」

どのくらい行ってたんですか?

「9ヶ月ですねー」

その9ヶ月でようやくボクシングを卒業したというわけです。
突きつめる性格なのでしょう。達成感にあふれている、そんな印象。
これからは、またラーメン店主の道。

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「味噌らーめん」が運ばれてきました。
見ためは濃厚に見えますが、ゲンコツスープのコクがありつつも、北あかりというじゃがいもも溶け込んでいて、意外にも優しく、甘みととろみが。ゆでもやし&キャベツのシャッキリとした食感に加え、炒めた玉ネギ&もやしの風味も上手に合わさっています。
もともとの味噌の旨みと生姜風味が活きるスープは、ほんのりと煮干しテイストも香ります。さらに3種類のゴマで香ばしさもプラス。
想像よりもずっと優しく、それでいて深みのある味わい。

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そして麺も、プルプルでコシがある縮れタイプで、バランスよし。

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さらに卓上には江戸時代から続く長野の「八幡屋礒五郎」の一味。
さすが、長野出身♪


いやぁ、おいしいですね!!
ごちそうさまでした!!

と、帰ろうとした瞬間、店内の奥にかかっている暖簾に気づきました。

「夜そば ふくしま」

実は鷲見さんは、タイから帰国してから、福島県白河市の「やたべ」で3ヶ月ほど修業を積んだそう。
その経験を活かし、夜は別ブランドで、あっさり醤油の白河ラーメンを提供中。

味噌ラーメンと真逆の味わい。
また来なくちゃ。

狼スープ
北海道札幌市中央区南11条西1丁目5−1
011−511−8339
11:00〜16:00
土日祝11:00〜17:30
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
味噌らーめん 750円

夜そば ふくしま
18:00〜21:00
定休日:火曜、水曜


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