関門海峡を眺めながら、優雅に焼きカレーを堪能

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関門海峡に面した門司港は明治22年に開港しました。北九州は当時から炭鉱が盛んな地で、かつては外国客船も数多く入出港した港。今でも街を歩けば、歴史的建造物が随所に。中でもJR門司港駅は大正3年にドイツ人のヘルマン・ルムシュッテルの監修で建てられた木造建築で、国の重要文化財にも指定されています。
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この門司港駅ですが、2012年9月から改装に入りました。完成は2018年とのこと。歴史がある分だけ、けっこう時間がかかりますね。

その門司港のご当地グルメとして特に今、脚光を浴びているのが「焼きカレー」です。2007年には「門司港焼きカレー倶楽部」も発足し、観光振興と地域活性化などに取り組んでいます。

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約30店舗で味わえるといわれる門司港の「焼きカレー」。その中から選んだのは、駅前にある『陽のあたる場所』。
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日産船舶ビルをエレベーターで7階へ。
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いやぁ、眺めが良いですね。門司港を一望。堂々とした関門大橋も、いい。ロケーション抜群。

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オーナーシェフの小野雄志さんは、地元の出身。オーストラリアなど海外でも修業経験があり、フレンチ・日本料理などにも精通なさり、野菜ソムリエでもあります。
以前は南区のほうで営業なさっていましたが、約9年前にこちらへと移転したそう。

お目当ての「焼きカレー」は、「鉄板焼きカレードリア」というメニュー名で、ありました。もう10年以上前から提供している人気メニュー。

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こちらでは、こんな丸い鉄鍋に入って出てくるようです。
さすが「焼き」スタイル。通常のカレーとは、わけが違います。

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登場!おお、香ばしさがすでに伝わってきます。
ふわっと香るカレースパイス、そして焦がし風味!

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さて、いただきます♪
ドリアというだけあって、バターライスになっています。
玉ねぎ、マッシュルーム、牛肉なども。

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そこにカレーのルウがとろり。うわぁ、このカレー自体が深いなぁ。伺えば10数年、継ぎ足しだそう。辛さよりもむしろ奥深き甘みと、ぎゅっと詰まった食材の旨みが360度から優しく、かつ堂々と向かってくる感じ♪♪
しかもチーズ&パン粉をかけて、焼いているので、パリパリとした食感と、チーズ&パン粉、そしてカレールウの焦げた香ばしさが一体となって、熱々さと共に伝わってきます!
で、こちらでは卵を使用しないので、より、素材の風味が引き立っているというか。

でも、なんで、焼きカレーなんでしょう?

「昭和20年代でしょうか。門司港には清滝という地域があり、富裕層の方々が住んでいたのですね。まだオーブンなどが普及していない時代なのに、一般家庭には竈があって、そこで焼きカレーが誕生したという説もあります」と、小野さん。

あぁ、なるほど。清滝とはかつて、多数の料亭や旅館があったところ。外国客船が行きかう当時から、カレーはメジャーな料理で、それを竈で焼いたりしたんですねー。粋な話です。しかも当時は卵やチーズなども高級品。それが使われる焼きカレー。ハイカラな話ですね♪

レストランでのキチンとした「焼きカレー」は、目を閉じれば、外国客船が往来していた往年の門司港の賑やかさが、そこにある。そんな味わいでした。

おいしかった!!

ごちそうさまでした!!

陽のあたる場所
福岡県北九州市門司区西海岸1−4−3 日産船舶ビル7F
093−321−6363
11:00〜15:00 17:00〜23:00(22:00L.O)
土日祝は通し営業
不定休
鉄板焼きカレードリア 1050円


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