産地にもこだわる手打ちそば


さて、出雲といえば一番有名なご当地グルメは、出雲そばでしょう。
その由来は江戸時代から。出雲大社などの門前で発達し、それが現代まで通じている、由緒正しきご当地グルメ。
今でも市内には約60軒もの蕎麦店が存在し、それぞれ根強いファンが。

よく、神社仏閣の周辺で、その昔からご当地グルメが人気という地域は全国各地にあります。例えば、群馬県は水沢観音の周辺では水沢うどん、三重は伊勢神宮の周辺では、伊勢うどん。長野は善光寺の周辺では信州そば、奈良は桜井市の三輪では三輪そうめんなど。
特に麺料理が多いですね。出雲もそのひとつ。
そんな出雲そばですが、割子スタイルを取るのが大きな特徴です。

今回は「そば処 神門」にお邪魔しました。

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出雲大社から車で少し行ったところにも関わらず、周囲はのどかな田園風景も広がり、ゆったりとした時が流れています。
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敷地も広く、そこに、ぽつんと佇む1軒家。

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店内に入れば、木の温もりが活きる、開放感溢れる造り。

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もともと脱サラしたご両親が始めた蕎麦店で、今は息子さんである神門靖朗さんがメインで切り盛りしています。

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こちらはそばの産地にもこだわる1軒。
今回頂いたのは、地元の錦織農園で作られた「出雲の舞」。
「信州の時もありますし、産地はいろいろ変えてますね〜」と神門さんが笑います。

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メニューを拝見すれば、やはり、ありました。「割子そば」。

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オーダーすれば、三段重ねで登場。

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当たり前ですが、丸い割子の器全てに、おそばが。

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これを、もみじおろしで頂きます。地元は平田町の、もみのりも。
直接に汁をかけるのが「割子」スタイル。

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いやぁ、風味の良いそばです。自ら脱皮して、丸抜きにして、石臼挽き。それを二八で提供しています。いわゆる挽きぐるみですが、丸抜きなので、風味は良いけれど、案外、爽やか。

汁は本枯節や鯖を用い、「古代柱醤油醸造元」の生醤油のため、なんとも粋な味わい。

これは、割子もいいけれど、そば本来の味を楽しむには、ぶっかけスタイルじゃないほうが、より分かるかな?と思い、伺えば・・・

「そうなんです。出雲なので『割子』も置かないといけないのですが、実は、つけそばのほうが特にオススメで」と、神門さん。

a-izumo0511しかも「天鴨汁そば」がイチオシとか。では、それも頂く事に……。

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天ぷらの衣が、やはり上品な味わいで、いいですね。
息子さんは日本料理店でも修業を積んだので、料理の腕も確か。

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そば自体は、星の入る、正統派スタイル。
何もつけずにいただけば、そば本来の風味が。

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そして鴨汁も、しっとりとした鴨の旨みが際立っています。もちろん化学調味料不使用。

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さらに、抹茶塩も。

おいしかった!!
ごちそうさまでした!!

そば処 神門(ごうど)
島根県出雲市常松町378
0853−24−6200
11:30〜15:00 17:00〜20:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
割子そば 750円
天鴨汁そば 1400円

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