日本料理と器の大切な関係


日本を代表する陶磁器のひとつ、九谷焼。江戸時代から伝わり、古九谷、再興九谷、新九谷と分類され、今でも高評価です。有名な作家に小松市出身の初代〜四代徳田八十吉氏らが。特に三代徳田八十吉氏は人間国宝(重要無形文化財保持者)。
その三代が、足しげく通った割烹を訪ねました。

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『梶助』は創業半世紀。
染物(そめなおし)を生業としてきた梶俊夫さんが居酒屋を始めたのが、最初。二代目の梶吉久さんが、金沢で最も古い老舗料亭『つば甚』で修業を積んだのを機に、割烹へと昇華しました。今は三代目の梶太郎さんも。ちなみに太郎さんは東京『なだ万』などで修業を積んで、戻ってきました。
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個室をいくつか拝見しました。
朱色は、まさに加賀のイメージそのもの。
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こちらの部屋が、三代徳田八十吉氏がよく使用なさっていたところ。
額に先生の作品が飾られています。
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日本酒も良質なものが揃っていますね。
こちらは「神泉 大吟醸」4合瓶で6000円
東酒造株式会社。小松市の蔵元です。万延元年創業。
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さて、料理ですが、今回は、5000円のコースをご紹介。
先付
八寸
お刺身
焼魚

食事
デザート

いくつかを写真で。
まずは八寸。
今回は北海道産生いくら+自家製ダシにスダチを添えて、大豆貝、自家製のボラのカラスミ、塩うに、塩茹での枝豆。
この器ももちろん九谷焼。吉田幸央氏の作品。
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つぎにお刺身。
今回は高知の鮪大トロ、赤イカ、真鯛、ぼたん海老。
器はなんと、三代徳田八十吉氏の作品。
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焼魚は数種類から選べるスタイル。
これは、のどぐろの塩焼き(数名分)
器は、高聡文氏の作品。
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食事は、小松うどん。輪島塗りの器ですね。
汁は昆布とカツオがベースで、焼き干ししたフグの中骨なども用いて深みを醸し出しています。
(雑炊の時もあるそう)
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蟹は今季は11月〜12月29日がシーズン。
雄の加能蟹(ズワイガニ)と雌の香箱蟹はいずれも人気。

こうして見ると、素敵な料理には、素敵な器も大切だなと分かりますね。

おいしかった!!ごちそうさまでした!!


梶助
石川県小松市大和町141
0761−22−8314
11:30〜13:30(要予約)
17:00〜22:00(予約推奨)
不定休
今回の夜会席 5000円+消費税  個室料金10%


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