サーターアンダギーの新たな可能性を感じる


知り合いや家族などに「沖縄に行く」というと、必ずと言ってよいほどいわれる言葉が「いいなぁ」。
「いやいや、仕事ですから」とか答えながらも、本当は本人も「楽しいな♪」と思っています。ホント、スミマセン!

で、「いいなぁ」の次によくいわれる言葉が、「おみやげ〜」。
もちろんです。自分だけ得しようというのは、いけませんいけません。
たんまりとお土産を購入させて頂きます。で、いろいろと店舗を回るわけですが、これまた様々なお土産があるわけで。でも、必ず購入するのが「サーターアンダギー」。定番ですね。空港でも売ってますしね。

と、思っていたわけです、この店に出会うまでは……

「さよこの店」
石垣島でも少なくなった瓦屋根の一戸建て。建物自体はもう50年くらい経っているとか。
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その名のとおり、東恩納さよ子(ひがおんなさよこ)さんが切り盛り。
店舗は12年前に八重山高等学校近くで開店し、9年前にこちらへ移ってきたそう。
もともとこちらは「サキヤマ商店」という雑貨店があったそうで、この瓦屋根に惹かれたとか。確かに情緒がありますね〜。a-ishigaki0806
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凄いのはですね、サーターアンダギー専門店なわけです。
プレーンのほか様々な種類があるわけです。全部で8種類。

薄力粉と玉子、砂糖で練り上げてから、サラダ油で揚げたサーターアンダギーは、出来立てのフレッシュ感たっぷりで、香ばしく、そしてさらっと食べやすい。
今まで巷で購入したものは、なかなか作り立てというわけにはいかないじゃないですか。それもあって、けっこう油っぽかったりすることも多く、「重いなぁ」と感じる仕上がりだったりしました。が、これは、何個でもイケちゃうほどの上品かつ深みのある味わい!!!
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バリエーションがあるのも面白いですね。
プレーンのほかに、紅芋、ドラゴンフルーツ、バナナ、シナモン、カボチャ、ニガナ、黒糖。
ニガナは苦いのかと思いきや、全然そんなことはなく、彩り豊かで美味。
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今日はこの8種類ですが、いろいろと変わるそう。コーヒーバナナだけは、とても人気なので提供するときは外に「張り紙」を出すそうで、そうすると、それを見て、お客さんがドッと来店するとか。

それにしても、サーターアンダギーって、こんなにバリエーションができるものなんですね。

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「最初は黒糖がメインでした」と、さよ子さん。
「米粉で作ることもあります。サクサクになりますよ」と笑います。
けっこう、なんでもできるみたいですが「自然薯バージョン」だけはダメだったそう。というのは、おいしいけれど、粘り気があるので作るのが疲れるからだそう(汗)。

いやいや、サーターアンダギーの奥深さに一発でノックダウン。
ここで購入したいがためだけに、石垣島にまた来そうです!!!

ちなみに定休日は日曜日です。
なぜなら、ママさんバレーの日だから♪


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!

さよこの店
沖縄県石垣市登野城170
0980−83−6088
10:00〜売り切れ次第終了
定休日:日曜日
プレーン、紅芋、ドラゴンフルーツ、バナナ、シナモン、カボチャ、ニガナ、黒糖 各60円

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http://hants.livedoor.biz/archives/51971836.html