ゆずこしょう風味に川越達也シェフの意気込みが反映


宮崎グルメ旅3日め。いよいよラストの店舗となりました。
最後を飾るのは、11月にオープンしたばかりの1軒。
場所は大通りである、橘通り沿いの一等地。伺った時にはまだ祝い花が飾られているほど、新店なオーラが全開。『宮崎 ぴりり』に、ご訪問です。
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店内はアットホームな雰囲気で、木の温もりが活きるカウンターとテーブル席。
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店長の内藤姿郎さんは、大阪出身ですが、サーフィンが大好きで宮崎に引っ越してきたそう。以来、ずっと飲食関係のお仕事をしながら、サーフィンをなさっています。
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実はこちら、オーナーが東京・代官山『TATSUYA KAWAGOE』の川越達也シェフなのです。川越さんは宮崎県出身で、『フェニックス・シーガイヤ・リゾート』でも『タツヤ・カワゴエ・ミヤザキ』というイタリア料理店を出店しています。そのほか、例えば「みやざきグルメとランタンナイト2013」など、地元のイベント活動にも積極的に関わるなど、地元愛に溢れた方なのです。
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そう聞くと、高級店に思えるかもしれませんが、実際には、リーズナブル!
というのは今、宮崎の新名物として「鶏のゆずこしょう焼きそば」があります。
これは、宮崎の食材を使用したご当地グルメの開発を目的に2012年に開催した「ガチ旨宮崎グルメバトル」にて、約200ものレシピからグランプリに輝いた逸品。
その審査をなさったのが川越達也さんで、そのおいしさをいろんな人たちに知って欲しいという願いから、出店を決めたそう。

ドリンクメニューを拝見すれば、ビールももちろんありますが、次に焼酎の「霧島」「黒霧島」。さすが宮崎。カクテルもラインナップされているのは、内藤店長がBarでの経験もあるから。
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さて、焼きそばを頂きましょう。メニュー名としては「名物!! 鶏のゆずこしょう風味塩焼きそば」(500円)。
おお、太めの麺がムチムチっとしていて弾力があって、麺そのものが、いいですね。そこに、ゆずこしょう風味。これが、適度なゆずこしょう風味になっていて、いわば「粋」な味わい。この味付けは自家製の「ゆずこソース」という調味料を使用しているそう。鶏もも肉もぷるぷるとした食感で美味。もちろん宮崎産。
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宮崎産の鶏肉は美味しいので、「鶏のから揚げ ゆずこ風味」(480円)も頂く事に。
こちらも、ゆずこソーステイストで、いいですね。ビールや焼酎に合いますね!
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そして「川越うどん」(500円)。
いわゆる鍋焼きうどん的な一品ですが、これは、川越家に伝わる味付けだそう。ほんのり甘めなツユにハマります。うどんは柔らかいですね。これがまた一体感を醸し出していて、ぴったり。具も鶏肉、角天、しいたけなど盛りだくさん。a-miyaza0914
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【閉店】宮崎 ぴりり
宮崎県宮崎市橘通東3−2−3
0985−25−3415
17:00〜夜まで
不定休
名物!! 鶏のゆずこしょう風味塩焼きそば 500円
鶏のから揚げ ゆずこ風味 480円
川越うどん 500円

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http://hants.livedoor.biz/archives/51977377.html