美松の味は、正統派洋食レストランの味♪


JR根岸線石川町駅を出て、徒歩約1分。
店頭には可愛らしい豚さんのイラストのある『美松(みまつ)』。
こちらが、横浜の洋食レストランの草分けで、昭和36年の創業。
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店内に入れば、正統派の洋食レストランの趣きそのものです。
2代目である平野幹弥さんと奥様の桂子さん、そして娘さんたちが切り盛りしています。
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僕も以前から何度も通っている、有名な老舗の美味しい洋食レストラン。そういうイメージしかありませんでした。しかし、お話を伺って、びっくり。
「初代である父、勇吉は、海老沼幸七さんの一番弟子だったんです」と、幹弥さん。
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海老沼幸七氏といえば、雑誌『西洋料理』に毎月、「原書に親しむ、料理の英語」を執筆し、翻訳した、いわば日本における西洋料理の草分け。平野勇吉さんは、明治38年生まれで、本格的西洋料理を提供していたレストランチェーン『中央亭大阪支店』で海老沼氏に師事し、昭和21年から24年くらいまで、ホテル・ニューグランドで総料理長をなさっていたそう。
ニューグランドの総料理長といえば、入江茂忠氏の名前が挙がるが、実は彼より前に勇吉さんが総料理長だったそう。当時はアメリカが接収していて、27年に返還されるけれど、当時の資料はみなアメリカが持って行ってしまい、残っていないとか。ただ、唯一、2枚の写真が、その歴史を物語っています。
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勇吉さんはその後、伊勢佐木町の野沢屋デパート4階レストランの総料理長に招聘され、そして昭和36年に独立し、息子である幹弥さんと『美松』を始めました。

なるほど、なので正統派の洋食レストランなのですね。
自慢の「オムライス」が登場です。
グリーンピースもちりばめられて、見ためからして王道です。美しさの秘密は、実は生卵を約4個も使用しているため。厚みのある卵で包まれた逸品は、洋食界の芸術作品。
そして、いただけば、とても爽やかなのです。ほんのりと甘みも伝わってきますね。もともとのライス自体も「コシヒカリ」を用いていて、食材の良さを感じます。
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そして「メンチカツ」
これがまた、ミンチのジューシーさと旨みをしっかりと活かしながらも、やはり、爽やかなる味わい。植物油で揚げているそうで、幅広い年齢層に受け入れられやすい仕上がりです。サクサクっとした衣の食感、そして湯気がふわわ〜っと上がる、熱々ぶりにも、嬉しくなってしまいます!
もちろんデミグラスソースなども全て手作り。仕込みは深夜3時ごろまでかかるとか。
大変ですが、そんな真面目さが美味しさにつながるのですね〜♪
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ファミレスなどもちろん無い時代、かつて洋食は、ごちそうでした。
よそいきの洋服をまとって、デパートに入っている広々としたレストランに家族で行くのが楽しかった時代。
そんな、古き良き時代を今に伝える正統派。

おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!

美松
神奈川県横浜市中区石川町1−19
045−681−8390
12:00〜15:30 18:00ちょっとすぎ〜21:30くらい
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
木曜はランチかディナーにクローズすることも
オムライス 1200円(税別)
メンチカツ 1200円(税別)


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