居酒屋のご主人は、元・銀行の支店長


青森市を代表するご当地グルメといえば、煮干しラーメンが有名ですが、それと双璧をなすのが、「青森生姜味噌おでん」です。
それを求めて、やってきたのが本町にある『居酒屋 篤(とく)』。

時は昭和20年代。凍えるような冬のある日、青函連絡船から降りたった人々に、青森駅前の屋台の1軒が、少しでも温まって欲しいとの気持ちから、生姜をすりおろして味噌と合わせたタレをおでんに載せて提供したのが始まりとされています。

青森の居酒屋として初めて提供したのが、この『篤』だと聞いて、訪問したというわけ。
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「おでん」「居酒屋」というイメージから、渋い外観を想像しながらたどり着いたら
「Night Palace」ですよ!!
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でも店内へと向かえば、やっぱり想像どおりの和の空間。
カウンター&お座敷がある、こじんまりとした店内で、ご主人の三上篤司さんと奥様が、2人で切り盛りなさっています。
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実は三上さん、もともとは、弘前銀行に勤務なさっていました。
しかも35年。支店長までになり、早期退職。
そんなキャリアのある方が、なぜ居酒屋さんに?

「もともと、料理を作るのが好きで、いつかお店をやりたかったんです」と、三上さん。
東京勤務のころには、無給で割烹料理店で修業経験を積んで調理師免許を取ったり、スーパーマーケットに出向になった際は、そこがレストラン経営もしていたため、大喜びで、厨房からホールまで様々な経験を積み、研鑽を重ねたそう。
と、ともに、銀行での東京勤務時代に十二指腸破裂という大病をなさって、九死に一生を得たのも、後押しになっているとか。

そんな『篤』には、カウンター前に、その日の一品料理が、大皿で並んでいます。
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地酒も各種揃っていて、「蒼川」「田酒」「ねぶた」「如空」「じょっぱり」など、一升瓶が、ずらり。

そしてお待ちかねの「青森生姜みそおでん」
「大角天」という青森ではメジャーで、スーパーにも売られている天ぷらの上に、味噌とみりん、さとう、生姜などで構成された“生姜みそ”が塗られています。
いただけば、確かに生姜の風味が。でも、甘めのみそ風味と一体化しているので、たっぷりの生姜にも関わらず、程よいバランスに。もっとギトギトベタベタしたタレを想像していたので、その上品な日本料理的な仕上がりに、ちょっとびっくり。
他店では、おでんをみそにくぐらせるタイプのほうが多いとか。
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「手造りホタテ入りシューマイ」も大評判の一品。
大きくて食べごたえがありますが、意外にも、ふわりとした食感で、気が付けば2個ともペロリとイケちゃいます。
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さらに「さきいかのてんぷら」。
さきいかの硬さと香ばしさ、弾力が楽しめる珍しき天ぷら。というよりも、さきいかって天ぷらになり得るんだと、またびっくり。a-ao0913


そして「全国初ウニセット」。醤油漬けと佃煮で、これは日本酒がすすみそうですねぇ♪a-ao0914


ほかにも、その日の気分とか、限定メニューとかで、「ん?」と目を引く料理が目白押し。
一例を挙げれば、
焼きそばじゃなくて、カレー焼きそば。
たまごとじじゃなくて、あげたまごとじ。

「めばるのなめろう、食べる?」と三上さん。きょ、今日はもう、おなかいっぱいなので、また来ます(汗)


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


居酒屋 篤(とく)
青森県青森市本町2−2−15 ナイトパレスビル1F
017−776−8191
17:00〜24:00(4〜5名の場合は電話が確実)
定休日:日曜・祝日 ねぶた祭りの夜
蒼川 秀麗純米 一合 800円
田酒 一合 800円
ねぶた 淡麗純米 一合 600円
如空 一合 550円
じょっぱり 一合 550円
しょうが串みそおでん 4本 300円
手造りホタテ入りシューマイ 430円
さきいかてんぷら 380円
全国発ウニセット(醤油漬け、佃煮)600円


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