こだわりがハンパない京都創作うどん


京都の祇園、東大路通。知恩院や八坂神社など、由緒ある寺院や神社が立ち並ぶ地。その、八坂神社を少し南へと下ったあたりにあるのが『たな嘉家 祇園八坂店』です。
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ご主人の田中則行さん(左)は、もともとは建築関係のお仕事をなさっていたのですが、途中でうどんの魅力にハマり、出身地である綴喜郡井手町で約10年前からうどん店を始めたそう。
今は、ご実家を改装して店を作り、立地的には決して良い場所ではないものの、大評判!

そして、今年2014年1月には、こちら祇園八坂にも、2号店を構えたというわけ。
こちらは、従兄弟の升田裕介さん(右)が店長として、切り盛りしています。
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店舗は角地にあり、一面がガラス張りで、明るい雰囲気。
モノトーンでまとめられた店内は、シックで清潔感もただよっています。
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それにしても、さすがは京都です。
メニュー表に英語バージョンまであります!
良く見かけるぶっかけなどの定番モノから、個性的なタイプまで、ずらりと並んだメニュー。
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何をいただこうか迷いますが、田中さん曰く、「最近メニュー化した、京都冷饂麺(きょうとれうめん)が特にオススメです」と仰るので、それに。

それで、ですね、ここから驚く光景が!
オーダーが通ってから、小鍋にカツオやサバなどの節類を合わせて、汁を作りはじめたのです。通常のうどんやさんは、すでに営業開始前に汁を作っておきます。簡単にいえば、オーダーが入ったら、それを温めるだけ。
ですが、『たな嘉家』では、1から作り始める。
「このほうが、節の美味しさが出るんです。出来立てを提供できますから」
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使い捨ての紙ナプキンも、洒落てます。
京都のイメージにぴったり。
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そして仕上がった「京都冷饂麺」は、初めて見る、冷たいうどん。
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西京みそがベースの爽やかな冷たい汁に、節類の旨みが優しく下支え。ほんのり甘めな汁です。そこに柑橘系の風味も加わっていて、後味すっきり。
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うどんも自家製。オーストラリアの小麦粉を用いたタイプで、つるりとした滑らかさとコシが共存しています。小麦粉の鮮度にもこだわっているそうで、風味の良い仕上がり。前日に練って一晩熟成させ、当日に切るタイプで、京都に従来から存在する優しいふわふわとしたうどんの食感というよりも、讃岐うどんに近いタイプ。
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チャーシューが載っているからか、一見、冷たい白みそラーメンにも見えますが、しっかり、うどんです。
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ねぎの彩りもいいですねぇ。
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そして、決め手はキムチなんです。ベースの汁はほんのり甘めなんですが、キムチなどが加わっているため、徐々に味の変化が。優しい辛味と酸味が汁に加わっていって、最後まで、全然飽きず、気が付けば完食!!
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いやいや、僕は全国で何千軒もうどん店で取材をさせていただいておりますが、こだわりがハンパなく、かなり驚いた1杯でした。


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


たな嘉家 祇園八坂店  (たなかや ぎおんやさかてん)
京都府京都市東山区清井町492−4
075−204−4817
11:00〜14:00
定休日:水曜日
京都冷饂麺 800円


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