懐かしき「ちりんちりんあいす」は色褪せない


長崎市内を歩いていると、観光地などでアイスクリームやさんに遭遇することが多いです。
それは「ちりんちりんあいす」と呼ばれているもの。
それを求めて、今回は眼鏡橋近くの中島川公園へと向かいました。
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「チリンチリン」は、『前田冷菓』の登録商標です。
現在の社長は、三代目の前田紀仁さん。
母方の祖父母である、前田亀作氏とヤスさんが、昭和35年に始めた移動販売の屋台がルーツ。
もともと亀作氏は『東洋軒』からアイスキャンデーをたくさん仕入れて、販売していたそう。それが「自分で作ろう!」という事になり、誕生したのだとか。
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当時は子供向けの紙芝居や豆腐、野菜などの行商が、売り歩く際に鐘を鳴らして長崎市内を回っていました。これと同じように当時は三角頭巾に割烹着姿で屋台を押し、鐘を鳴らして流し売りをしていたことから次第に皆様から「ちりんちりんあいす」と親しみをこめて呼ばれるように(今は鐘を鳴らしていません)。
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種類は「プレーン」だけかと思いきや、意外にも様々なアイスが。
長崎産の幻の果実と呼ばれる“ゆうこう”を使用したものがあったので、まずは、「ゆうこう」をいただくことに。
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おお、バラの花のように、コテを使用してくっつけていきます。
このパフォーマンスも人気の所以ですね!a-nagasa0206



希少価値が高く薫り高いゆうこうを使った贅沢なアイスです。
柑橘系の良さも光ります。ゆうこうは直接に契約農家さんから仕入れています。
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つぎに「カステラ」味。
こちらも、やはりバラの花のごとく。
いただけば、本当にカステラの風味が活きているんです。さすが長崎。
長崎カステラを10%配合したユニークな新商品。カステラの風味と氷菓の爽やかさが合体。
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この屋台を使えるようになるには、相当の年月が必要なようです。
というのも、屋台ではアイスが溶けないように、大量の氷と塩が必要なのですが、その按分などが難しいのだとか。

屋台の装置も、2種類のアイスが入るものと、1種類のみのものとがあります。
ここまでどうやって運んできたんだろう?
そう思っていた矢先に、青い屋台が登場!
おお、軽トラに載って来るんだ!
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珍しき、屋台が2台揃い踏み。
なにぶん、氷と塩で、アイスを冷しているため、中身だけ交換という事ができないそう。
なので、ひとつの屋台のアイスが売り切れてしまったら、屋台ごと交換するしかないのだとか。
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実はさきほどの屋台には「プレーン」が無かったんですね。
青い屋台は1種類のみのタイプで、「プレーン」でした。
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いただけば、ほんのりバニラ味。
この「ちりんちりんあいす」は「氷菓(ラクトアイス)」というカテゴリーに分類されるそう。
ほかにも「はやか」や「そのぎ茶」「いちご味」「出島限定チョコ味」など場所によって種類が違うとか。

まだまだ暑い日が多い、今日このごろ。
「ちりんちりんあいす」は、今も大評判です!


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


前田冷菓(ちりんちりんあいす) 眼鏡橋付近
長崎県長崎市栄町付近
095−848−9200
9:00〜17:00ごろ
不定休
ゆうこう 150円
カステラ味 150円
プレーン 150円


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