ほっとする、懐かしきおにぎりを、ほおばる


長崎屈指の繁華街、銅座町。
昼間は静かなこの地も、夜になるにしたがってネオンが灯り、輝きを増していきます。
その地で長年、親しまれているのが『かにや』。昭和40年の創業ですので、もう約半世紀の歴史を誇ります。
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店内に入れば、白木の分厚く長いカウンター。そして、奥にはテーブル席と小上がり。特にカウンターは2段になっていて、厨房側が高く、客席側が低い作りは、寿司店を想像させます。
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ですが、こちらは全国でも珍しい「おにぎりやさん」なのです!
メニューを拝見すれば、梅干しやきゃらぶき、はとうがらしなど、20数種類のラインナップ。全て160円という構成。
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なので、カウンターの前には大きな竹筒に入った“具”も、ずらりと並んでいます。
どれにしようか迷ってしまうので、今回はお店の方にお任せ。
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ちょうど、ごはんが炊きあがりました!
ふっくらとした、美味しそうな“シャリ”が、炊きたての良い香りとともに登場です。
ごはんは背面に幾つもある釜で炊かれ、完成ごとに手前の保温ジャーに移すという仕組み。
なんせ、「おにぎり」やさんですから、オーダー数もハンパなし。営業時間中も、何度も炊かないと間に合わないそう。
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調理工程を拝見したら、なるほど、おにぎり用の「木型」があるんですね。
そこに炊きたてのごはんを入れて、具を載せて。
これならば、おにぎりの大きさも一定にできるというもの。
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けれど、全てを「型」で作成するわけではなく、具を入れたら、それをキチンと手で三角形に整えていきます。おそらく、ここが重要なポイントで、手で整えることによって、程よいふっくら加減ができるのでしょう。ぎゅうぎゅう押したら、いけません(笑)。
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さて、完成です!!
今回のラインナップは、べにしょうが、しそこんぶ、塩さば。
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いやぁ、やはり、旨いです!!お米の甘味も格別。
温かくて、ふっくらとした、できたてのごはんの美味しさが主役となり、そこに、具が準主役と、通常とは逆とも思われる主張もまた、いいですね。「本来、おにぎりとはこういうものである」と胸を張っているお米に出会えた、そんな感じ。
後から、ほんのり、ふわっと訪れる塩加減も、また、良い下支えに。
ちなみに、大分産の米と、有明最高級海苔を使用。
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『かにや』はおにぎりだけではなく、一品料理も充実しているのも嬉しい限り。
串焼きやおでんなどいろいろ揃っています。
特に今、長崎は「長崎おでん」として大々的に売り出し中とか。
確かに当地はもともと、「かまぼこ(かんぼこ)」が各地で製造されている地。
新鮮な魚介がたくさん採れる県ならではの光景ですね。
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さらに「半熟玉子焼き」の半熟ぶりも絶品。
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お吸い物は、かつおやさば、昆布などにもこだわった、ダシの効いた味わいで、赤だしが人気No.1。
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気軽に寄れる雰囲気も嬉しい1軒なのでした♪


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


かにや本店
長崎県長崎市銅座町10−2
095−823−4232
18:00〜翌3:00
定休日:日曜、祝日は不定休
おにぎり各種 160円
赤だし 270円
おでん 各種130円
半熟玉子焼き 380円


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