森町の人気ラーメン店は、焼きラードが決め手


北海道には様々なご当地グルメが存在します。
なかでもラーメンは、函館=塩、札幌=味噌、旭川=醤油など、各地で独自の個性を醸し出し、ご当地ラーメンとして定着しています。
さて、北海道は森町へと訪れました。場所は森駅から徒歩数分。昨日に伺った『鮨 おおね田』とも約800mの距離にあるラーメン店『東光亭』です。
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店内は、“The ラーメン店”的な雰囲気で、赤いカウンター&テーブルに安心感がただよっています。
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ご主人の松浪昭廣さんは、函館の製麺所で働いた後、歌手を目指して上京したそう。
なんでも、小畑実のような歌手を目指していたとか。
その後、北海道へ戻り、森町でスナックをしたのちに、『東光亭』を平成元年(1989年)に継ぐ事に。
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「でも、味は変えましたね。以前の味は帯広系だったのを、ラードを焼くスタイルにしました」と、松浪さん。

そんな自信作をいただこうとメニューを拝見すれば、味噌、塩、正油と、幅広きラインナップ。しかもカレーラーメンまであります。もちろんギョウザも♪

どれも美味しそうですが、「味噌野菜ラーメン」をオーダー。
中華鍋を用いて、野菜をラードで炒めてから、そこにスープを入れて、グツグツと煮込むようなスタイル。この作り方って、本州では中華料理店ならまだしも、ラーメン店では用いない方式。見ていると「あぁ、北海道のラーメン店にいるなぁ」と思います。
そして、完成したラーメンには、野菜がたっぷりと載り、健康的です。
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結構な量のラードを投入していたように見受けられたにも関わらず、意外にも優しい味噌風味。白菜などの野菜や果物などの甘味も伝わってきます。
伺えば、白味噌ベースの味噌だれには、りんごや日本酒、みりんなども加えているそう。
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麺は、細めのややウェーブがかったタイプ。札幌の西山ラーメンからの直送麺です。西山を用いるのは札幌ではよくありますが、こちらのほうでは珍しいですね。
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それにしても、ラードの爽やかでいて、コクのある風味は独特です。
「それが、ラードを焼いているからですね」
見れば、大きなヤカンの中に大量のラードが。火にかけて焼いた後に、ひやして器にストック。
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森町は函館と同じく、みなみ北海道の町。函館は塩ラーメンがご当地ということで、せっかくなので「塩ラーメン」もいただきました。
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おお、これですと、より、ラードの上質加減が分かります。
わりと透き通ったスープですが、深みがありますね。
これは、寸胴の下部にニンニク、生姜、その上に背脂、さらに上にゲンコツや背骨、少量の鶏ガラを載せて、じっくり弱火で作成するゆえの、丁寧な深み。
塩味のスープが、堂々と向かってくる、そんな仕上がりでした!
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おいしかった!! ごちそうさまでした!!


こだわり麺人 東光亭 (とうこうてい)
北海道茅部郡森町字本町119
01374−2−2394
11:30〜19:00(18:30L.O)スープなくなり次第終了
定休日:月曜日
味噌野菜ラーメン 900円
塩ラーメン 700円

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