熟成牛たんは柔らかくて旨みも秀逸


仙台には様々なご当地料理がありますが、その筆頭ともいえるのが「牛たん」。
なにせ仙台駅の、いわゆる「エキナカ」の3階には「牛たん通り」と呼ばれる、牛たん専門店が軒を連ねる場所があるほど(隣は「すし通り」で、海産物も人気な事が分かります)。

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その「牛たん」を味わうべく訪れたのが、一番町にある『味楽(みらく)』。
一番町や国分町は、仙台屈指の繁華街、いわゆる「夜の街」。
『味楽』も第5吉岡屋ビルという、スナックやバー、居酒屋などが入った商業ビルの2階に店を構えています。
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店内はカウンターのみ。シンプルですが、厨房との距離も近く、目の前で炭火で焼かれる牛たんに、心ワクワクのひと時を堪能できます。
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メニューには、もちろんですが、ありました。「牛たん定食」。
1人前をオーダーしました。
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ご主人の三浦武美さんは塩釜の出身。
先代のもとで働き、お店を引き継いで6〜7年だとか。
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焼くのは炭を使用しています。宮城の“ナラ炭(ならずみ)”だそう。
しばし待つうちに、次第に煙る店内。そして香ばしき匂いがただよいます。
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完成です!「牛たん定食」は、牛たんの他に、麦飯やテールスープなどもつきます。
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オーストラリア産だそうで、下味をつけて熟成させるそう。その日数は、なんと3〜5日。分厚いけれど、柔らかいなぁ。これが、熟成させている効果のようです。しかも単に柔らかいだけでなく、旨みも秀逸。
付け合せは“おみ漬け”ですね。
青菜、大根、ニンジン、昆布などの入った漬け物。
それと、牛たんには定番の、青唐辛子の味噌漬け。
これらが、良いアクセントになって、牛たんの味をさらに引き立てています。
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麦飯は3割ほど麦を加えたタイプ。白米も良いですが、麦飯のプチプチとした食感が、牛たんには合いますね。
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それにしても、テールスープが綺麗です。決して煮立てずに、丁寧にアク取りを繰り返していて、透き通るスープの中にコクが詰まっています。
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中から牛テールが登場。コラーゲンたっぷり。
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そして一興なのが「テール焼き」
初めて見ました。輪切りにしたテールで、塩こしょう&ガーリック味。程よく脂が載り、骨周りのジューシーさも格別です。
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隠れ家的な雰囲気も、牛たんの美味しさをさらに増幅させている1軒でした♪


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


味楽(みらく)
宮城県仙台市青葉区一番町4−3−12 第5吉岡屋ビル 2F
022−263−1557
17:00〜肉なくなり次第終了
定休日:日曜日(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休み)
牛たん定食 2000円
テール焼き(ガーリック) 800円


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