交流館にリノベーションした駅で、カレー


鹿児島グルメ旅、初日にまず向かったのは、阿久根市です。マリンブルーのビーチが広がり、豊かな自然と人が共生するまち。日本三大急潮のひとつでもある黒之瀬戸も有名です。
でも「駅舎が変わったんです」と最初に言われたときには、「グルメ旅と何の関係が?」と思ってしまった僕。
いやいや、阿久根駅を拝見した瞬間に、驚きました! なんだ、この綺麗な駅舎は!
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国鉄およびJR九州の駅として大正11年に開業した阿久根駅は、九州新幹線開業に伴い、第三セクター肥薩おれんじ鉄道へと移管されました。そして平成26年5月、市民の思い出や愛着を大切にしたいとの思いから、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんのデザインのもと、リノベーションされたのです。
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コンセプトは「まちの迎賓館」と「まちの公民館」。もちろん駅の機能もありますが、もはや、ここはくつろぎの空間。図書コーナー、キッズコーナーも。
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駅長のようなネコちゃんも。
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カフェもありますね。阿久根自体にカフェが少ないので、これは地元のみなさんも嬉しいですね〜。駅舎全体が、木材をふんだんに使用した内装で、落ち着いてくつろげる雰囲気を醸しだしています。
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豊富な特産品の中からコンシェルジュがこだわってセレクトした逸品がならぶ売店も。
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そんな駅内にある駅の食堂「阿久根屋」。
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名物の阿久根屋カリーを頂きました(カフェでも頂けます)。
ルウは別添えで、ステンレス容器に入ってきます。懐かしきスタイルで、ライスにかかっているよりも、上品で、美味しく見えるのもポイント♪
サラダのほか、阿久根特産の青さが入ったスープもついてきます。
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自分好みの量をかけて味わえば、たくさんの人に愛される、そんな優しい味わいの阿久根屋カリー。
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トッピングもおもしろいですね。
たか海老、真鰯、きびなご、あじ、地蛸、烏賊などのフライ。
特に、たかえびが人気だそう。クルマエビよりも小ぶりで、甘みがあります。もちろん阿久根で採れます。
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阿久根屋ビーフカリーも大評判です。
華鶴和牛が載ったぜいたくな一品。和牛は塩コショウで味付けされていますが、カレーとの相性もぴったり。
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1軒めから素敵な鹿児島の雰囲気に、ふれました♪


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


駅の食堂 阿久根屋
鹿児島県阿久根市栄町1 にぎわい交流館阿久根駅内
0996-73-4850
11:00〜20:30(L.O)
無休
阿久根屋カリー(スープ、サラダ付) 600円
阿久根屋ビーフカリー(スープ、サラダ付) 1000円
トッピング たか海老150円、真鰯80円ほか

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