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かつて応援のために誕生した、元祖黒豚しゃぶしゃぶ


おはようございます。
鹿児島2泊3日グルメ旅も、いよいよ3日め。最終日です。

今日はまず、鹿児島を代表する食材“黒豚”の専門店へと向かいます。

天文館通りの『あぢもり』。
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今や、超有名なブランド豚である「さつま黒豚」は、歴史が古いです。それは江戸時代のはじめ、初代藩主島津家久により琉球から薩摩に来た小柄で黒いタイプの豚が、前田利右衛門が琉球から持ち込んださつまいもを餌にして改良を重ねた結果、成長したという豚。

落ち着きのある和室で、「桜島コース」を頂くことに。
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いやぁ、素敵です。
先付から「抹茶入り黒豚コラーゲン」
そして、黒豚一口ヒレかつ、黒豚コロッケ、黒豚豚とろ(刺身風)、黒豚角煮、特製手延細うどん、デザート。
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もちろん、特選黒豚しゃぶしゃぶ、野菜も。
黒豚は“バラ盛り”と呼ばれる盛り付け方で、肉のおいしさはもちろん、
美しさも兼ね備えています。
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旨い、その一言に尽きますね。
伺えば、さつま黒豚は肉の繊維が細いため、非常に柔らかくて独特の小味があるそう。
糖分やその他の呈味成分が多くてほのかな甘みがあり、水っぽさがなく肉が締まり、
脂肪の融点が高いために脂身がべとつかないという利点が。そのために、さっぱりとした味わいを堪能できます。
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これは、創業からずっと人気なんでしょう、そう思っていたのですが、
社長の佐藤光也さんによると、最初は全然売れなかったそう。

というのは、黒豚は美味しいけれど、昭和40年代は生産効率の良い白豚に負けて、風前の灯だったとか。それを武田信近氏や県職員の永田文吉氏らの努力があり、『あぢもり』も黒豚を応援する意味で、店舗を始めたそう。

「でも、当時はしゃぶしゃぶといえば牛肉が主流」と佐藤さん。
そのため、全然売れずに大変な時期もあったのだとか。
それを家族経営に変えてから、ようやく市民権を得ていきました。
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一興なのは、特上の黒豚と秘伝のスープ、そして地玉子の絶妙な組み合わせ。
牛肉では味わえない、あっさりとしたおいしさが後を引きます。
そして脂身の甘さもたまりませんね!
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ちなみに1階ではとんかつが味わえます。
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黒豚スペシャルミックスかつセット
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さつま十二単衣かつ!ソースはいろいろ(参考作品)
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おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


黒豚料理 あぢもり
鹿児島県鹿児島市千日前13-21
099-224-7634
11:30~15:00(とんかつ14:15L.O、黒しゃぶ13:00入店まで)
17:30~21:30(20時まで入店OK)
(夜は黒豚しゃぶしゃぶのみ)
定休日:火曜日(不定休あり) 年末年始
桜島コース 8640円(税込・サービス料別)
黒豚スペシャルミックスかつセット 1680円

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http://hants.livedoor.biz/archives/52016573.html