ハントンライスといえば金沢・片町の『グリルオーツカ』


片町は北陸最大の繁華街です。歴史も古く、町として形成されたのは江戸時代初期から。1919年に金沢電気鉄道(後の北陸鉄道金沢市内線)が市内電車を開業し、1923年に宮市百貨店(デパートである大和の起源)が開業したのを契機に飛躍的に発達しました。
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そんな片町ですが、昼間に伺えば、静かな時が流れています。
その一画にあるのが『グリルオーツカ』。金沢2泊3日グルメの旅、最終日の3日めは、こちらからスタートです。
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昔、この界隈は 香林坊映画街といわれた地。
「でも、ここは、当時は裏通りだったんですよ」と2代目の大塚昇二さん。
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もともと、桐火鉢の工場だったそうで、それを購入して梁と柱を活かして昭和32年に建てて創業したのが現在の建物だそう。という事は、柱などはもっと古いんですね!
もっとも昔の建物はしっかりしているので、頑丈ともいえます。
それにしても内装は常にリニューアルするので、古さを感じないのも凄い。
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さて『グリルオーツカ』といえば「ハントンライス」が超有名です。
でも「ハントンライス」の元祖って、いろんな話が交錯していて、良くわかりません。

考案したのは『ホテルニュージャーマン(閉店)』の料理長、故・北川外二さんらしいんですが、北川さんはじめ数人は『グリルオーツカ』から向こうに行ったとか?(東京の修業の時に出会った料理を参考に考案したといわれています)
(ちなみに『グリルオーツカ』は、ハントンライスの元祖とは、言っていません)

『グリルオーツカ』自体は、大塚さんのお父様が立ち上げたレストラン。お父様は金沢の高浜出身で、若い頃は横浜で水先案内人をやったり、餃子やシュウマイなどの料理を作ったりしていたそう。そして、戻って大和デパートで料理長となり、独立して、当時「カフレ」と呼ばれた、女性が割烹着を来て給仕する料理店を経営したり。そして『グリルオーツカ』を立ち上げたというわけ。

なんと、昭和32年当時のメニューがまだ残っておりました。
そこにはまだ、ハントンライスの文字は、ありません。
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昭和42年くらいのメニューも残っておりました。
ハントンライスが、ある!(こちらでは、ハントン風ライス、と呼んでいます)
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もちろん現在のメニューにもあります。オーダーしました。
待っている間、コーヒーを頂きながら、大塚さんと談笑。
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大塚さんは高校を出た後に東京で料理の修業をなさったそう。「東京會舘」で働いていたそうで、当時は100人くらいスタッフがいて、すごかったとか。
2年ほどしたら、お父様が「料理学校を作る」というので戻ってきました。他にも県立の料理学校で教えたりも。
そういえば『グリルオーツカ』は「グリル」なので、実は様々な料理があります。ランチタイムであれば、地元の人は、エビグラタンやチキンカツなどの載った「A ランチ」とか様々な料理を召し上がっています。土日は観光客がとても多いので、ハントンライスが大盛況。

さて、ハントンライスが登場です!
すごいボリューム!!!
今やご当地グルメとして名高いハントンライスが目の前にあり、否が応でも気分が高揚してきます♪
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バターライス&ケチャップを施したライスに卵。上には白身魚や海老のフライが載り、そこにケチャップ。そしてタルタルソースのようなもの。
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一気にガッツリ頂きます。ワシワシ。パクパク。もう大満足♪
味付けは案外、シンプルで食べやすいですね。ボリュームたっぷりですが、気が付けば完食。ぜんぜん古さを感じさせない、オンリーワンのご当地グルメ。
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ちなみにハントンライスのハンはハンガリー、トンはまぐろという意味だとインターネットで検索したら出ました。でもハンガリーにはハントンライスは無いみたい。
そんな金沢のご当地グルメ、ハントンライスを『グリルオーツカ』で、ぜひ。


おいしかった!!  ごちそうさまでした!!


グリルオーツカ
石川県金沢市片町2-9-15
076-221-2646
11:30〜19:50
定休日:水曜日
ハントン風ライス(小) 800円
ハントン風ライス   850円


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