神戸最古のイタリア料理店を楽しむ


三ノ宮の北側、加納町の交差点をさらに新神戸駅方面へと歩けば、左側に神戸製菓専門学校が見えてきます。その地下1Fに『ドンナロイヤ』はあります。
創業は1952年。もともと指物大工だったイタリア人のジュセッペ・ドンナロイヤ氏は、戦後に米軍キャンプで働き、その後、イタリア料理店を居留地で始めたそう。当時は、外国人を中心とした社交場的なレストランとして人気を博し、次第に日本人に受け入れられていったのだとか。もちろん神戸で最古のイタリア料理店。
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震災後はこちらへ移転し、再開。シャンデリアの輝く店内は、正統派のイタリア料理を味わうにふさわしき空間です。
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現在は2代目の渡邊元則さんと奥様、息子さん、そしてスタッフの皆さんで切り盛りなさっています。
「先代が64歳で急逝したんです。それで私が継ぐことになって」と渡邊さん。
実は渡邊さんは関西大学の出身で、学生の頃はアルバイトでテレビ局でもアシスタントディレクターをなさっていたのだとか。当時は試験的にカラー番組を作ったりしていた時代。「料理番組の生放送とか、あったねぇ」と笑います。
そんな渡邊さんはサービス係として『ドンナロイヤ』に入ったので、急に料理を作ることになったけれど、難しかったそう。「サラダの作り方とか見ていたけれど、実際にやったらできなかったね」
その後、お客さんに支えられて、今日の繁栄に繋がりました。
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『ドンナロイヤ』の名物料理を3品頂きました。
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まずは、タコのボイル・ドレッシングソース
小さい明石産の真ダコをオリーブオイルとレモンを用いドレッシングに漬けこんだ料理。レモンの程よい酸味とオリーブオイルのマイルドな味わいが一体化。
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自家製フェットチーネ
ボイルしたフェットチーネをパルメザン、バター、クリームで仕上げたパスタ。フェットチーネも自家製で、水を使わずに卵と小麦粉で作る正統派。濃厚なソースが絡みますが、意外にも優しい甘さと後味がいいです。
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仔牛カツレツ パルミジャーナ
少量のオリーブオイルで浅くフライ状にしているカツレツは、思いのほか爽やかな味わい。そこにトマトソースの酸味、そしてパルミジャーナのまろやかさが加わっています。仔牛本来の柔らかさも楽しめますね。
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長年続く、真っ当なリストランテゆえ、お医者様とか先生とかのお客様も多いそう。
背筋がシャンとする雰囲気、それでいて、アットホームさも兼ね備えたイタリア料理店です。


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


ドンナロイヤ
兵庫県神戸市中央区加納町2-5-1 神戸滋慶ビル地階
078-261-9291
11:30〜14:00(L.O)
17:00〜21:00(L.O)
定休日:火曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
タコのボイル・ドレッシングソース 1600円+サービス料+税
自家製フェットチーネ 1600円+サービス料+税
仔牛カツレツ パルミジャーナ 3800円+サービス料+税


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