赤坂四川飯店系の中華を、美瑛で提供


北海道の内陸部、上川地方のほぼ中央部に美瑛町があります。人口約1万人という小さな町ですが、年間約120万人の観光客が訪れると言われる、北海道屈指の観光地。「丘のまち」とも標榜されるとおり、なだらかな丘が幾重にも重なって見える景色や、夏の美しき花の風景は、多くの人々を魅了します。

そんな美瑛町に2014年11月にオープンしたのが『丘のまちのちゅうか屋さん ちゃい』。
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駅前じゃなくて、北東側に約600mほど離れた1軒家。
店舗の前にはJR富良野線が走り、電車好きにはたまらない場所とか。
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カウンターや小上がりがある、こじんまりとした店内ですが、「このくらいの広さが、やりやすいんですよ」と羽山尚之さんが笑います。
羽山さんは岐阜県の出身で、東海3県の有名なホテル、レストランなどで、中国料理を経験してきて、こちら美瑛へと家族で移住なさったのだとか。
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「3年前に来たんですよ」と羽山さん。敢えてすぐに店舗を構えず、居酒屋さんとか農家さんとか温泉とかで働き、人脈を広めるとともに、リサーチをしていたのだとか。
なるほど! 確かに移住は人生を変える一大イベントですから、真剣に向き合うのも大切ですね。

もちろん高級な中国料理もお手の物ですが、ランチメニューを拝見したら、意外にもリーズナブル。
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「麻婆豆腐」が運ばれてきました。実は、料理が登場する前から店内には様々な香辛料などの香りが沸き立ち、「絶対に美味しい」ことが分かっていました。料理を見た瞬間に、確認。間違いない!
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これはウマい〜〜!!
伺えば、日本における中国料理界の巨匠、陳健一さんの『赤坂四川飯店』の流れを汲む店舗にいらしたそう。そりゃあ、特に麻婆豆腐は美味しいですよ。
とはいえ、名古屋などでの味をそのまま美瑛に持ってくるのではなく、山椒はやや控えめで、ラー油も辛いことは辛いんですが、すっきりとした辛さ。
もちろん山椒オイルもラー油も自家製。絹ごし豆腐の爽やかさもいいですね。
でも、食べ進めば、優しいながらもしっかりと山椒の香り、ラー油の辛さが伝わってきます。
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「新作なんですけど」と登場したもう一品は「まるごとトマト担々麺」(季節限定)。
真ん中に、ド〜ンと、まるごとトマト!!美瑛産のトマトだそう。
単に湯むきしただけではなく、中華ダシで一晩煮込んで味を染みこませています。
担々麺自体も、辛さというよりもゴマの甘みが活きたタイプで、幅広い客層にウケそう。
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現在は、夜の営業はなさっていませんが、予約すればいろいろ味わえるみたい。
いやぁ、美瑛でこの本格的な中国料理の味わいにして、町の中華屋さんを目指すという、いわば、能ある鷹が爪を隠しつつも、ちょこちょこ見せているような、凄さあり!
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「美瑛っていうと中華のイメージがないから、観光客の方は少ないですよ」と笑いますが、いやいや、僕、すぐにまた来たいです!


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


丘のまちのちゅうか屋さん ちゃい
北海道上川郡美瑛町旭町1-1-4
0166-73-9621
10:30〜17:00(16:30L.O)
夜は要予約
定休日:火曜日
麻婆豆腐 1000円(2/3サイズ 600円もあり)
まるごとトマト担々麺 900円(季節限定)


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