自然に囲まれて手打ちそば&郷土料理を堪能


秋田2泊3日グルメの旅も3日め。いよいよ最終日です。今日はお蕎麦やさんからスタート!
田園地帯の広がる自然豊かな地、添川。そこにポツンと佇む隠れ家のような「そゑ川」。
“自然を愛し、自然を食す”がコンセプト。
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玄関を入れば、“古城窯”の陶芸作品が、ずらり。地元の土を使用した、ご主人の手作りだそう。
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店内も和室の個室などがあり、窓の外にはのどかな田園風景。
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ご主人の太田幸助さんは、秋田県の出身で、東京で8年ほど日本料理店で働いていたこともあるそう。秋田に戻ってからも和食の道へ。そして約7年前に蕎麦と郷土料理を提供する店舗を始めたとか。
「蕎麦は20年位前に父親が打っていたんですよ。短い蕎麦だったけれど、美味しかった」と笑います。そんな原体験も、今に繋がっているのかも。
蕎麦の打ち方自体は知り合いに教えてもらい、半年毎日練習を重ねたそう。
ちなみにこの場所は元々、看板屋さんの倉庫や事務所だったのを、太田さんが入手して蕎麦店へと改装したとか。「壁も自分で塗ったり」だそうですが、しっかりとした造りで驚きます。
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蕎麦の打ち場もキチンとしていますね。石臼挽きの機械も見受けられます。
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「比内地鶏ざる蕎麦」を、頂きました。
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蕎麦は、二八や田舎、十割があります。鹿角市から玄蕎麦を仕入れて、自ら石臼挽きしています。田舎は甘皮をもう一回挽いて合わせるのだとか。
今回のは十割。なので、蕎麦の風味が沸き立ちます。
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つけ汁は比内地鶏入り。いわゆる鴨南蛮の比内地鶏バージョンのような感じ。直接に比内町の農協から仕入れているそう。
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皮つきのむね肉ともも肉が入っています。ジューシーで、弾力と美味しさが格別です。
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みつ葉も自家栽培。なんだか、自然の良さも感じてきます。
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秋田では昔から「かやき(貝焼き)」という一人鍋が、定番。
その“かやき”用の台が以前は存在していたそうで、これを太田さんは、今、たくさん集めている途中です。
一定の量が確保できたら、「かやき」も始めるそう。
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ほかにも「きりたんぽ鍋」「かま飯」「セットメニュー」なども充実。
知産地消的な良さにも溢れています。


おいしかった!! ごちそうさまでした!!

自然食 そゑ川 (そえがわ)
秋田県秋田市添川字添川沢30-1
018-853-4736
火〜金 11:00頃〜15:30頃(夜は予約制)
土日祝 11:00頃〜15:00頃 17:00〜20:00頃
月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)、第3火曜日
比内地鶏ざる蕎麦 十割 1680円

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http://hants.livedoor.biz/archives/52043092.html