歴史ある「長崎次郎書店」2階が演奏会もできる喫茶室に


熊本市電新町停留所の近くに文化庁登録有形文化財『長崎次郎書店』があります。建ったのは、大正時代。外壁をレンガで固めた木造2階建て。設計は保岡勝也氏。もともとは1800年代初期に細川家の指物師として京都より熊本へ。明治5年の学制発布を受けて、長崎家次男、次郎が教科書を扱う書店を開業しました。
そして最近まで政府刊行物を扱う書店として営んできましたが、2013(平成25年)に休業。それが1階が一般書店、2階が喫茶として2014(平成26年)10月26日に復活。
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階段を上って2階の喫茶室へ入れば、天井が高い素敵な雰囲気。天井梁や窓枠、柱などは建築当時のもので、天井東側には琉球王国伝来の龍の欄間も配しています。
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年代物のオルガンのほかピアノも置かれ、演奏会なども行われているそう。
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コーヒー豆も販売なさっています。
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そして、書店2階の喫茶店ゆえの、こだわりの書籍も。
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長崎次郎書店自体は、森鴎外が来訪したりと由緒ある書店。こちらにも夏目漱石全集(初版だそう!)があったり、村上春樹氏の「ノルウェイの森」が飾られてたり……って、キチンと見たら春樹氏のサインが!
来訪なされたみたいです(ちなみにいろんな方が来るそう。例えば和田アキ子さんとか)
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「水出しアイス珈琲」を頂くことに。
この装置を使用して作るみたい。スペシャルティ豆で一滴ずつ作られるため12時間かかるそう。一日限定15杯。
コーヒー豆は岩下珈琲から仕入れているそう。岩下さんに出会ったのも喫茶店をなさるきっかけになったとか。インドネシアのジャワ島の豆を5種類使用しています。
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料理が出てくるまで、三連アーチ型窓から外を眺めていました。
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すると時々通過する市電。
これが電車好きにはたまらないのだとか。
丁度良いカーブ、そして様々なビジュアルの市電が2階から見下ろす形で、しっかりと見れて楽しそう!
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「ビーフ・ハヤシ スープ付き」を頂きました。
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オリジナルのハヤシライスは玉ねぎの甘さも加わった優しい味わい。
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ビーフ入りです。カレーでは無いので辛さはないものの、滑らかなルウの風味に癒されます。
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スープは、今回はミネストローネでした。
いろいろ変わるそう。
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あまりの居心地の良さに、何時間も居られそうな気分になりました。
ちなみに1階の、喫茶室に上がる階段奥に、約30平方mのギャラリーを備えています。個展などに最適。僕が伺った際には熊本在住の今村仁美さんが、建築模型の展覧会をなさっておりました。
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おいしかった!! ごちそうさまでした!!


長崎次郎喫茶室
熊本県熊本市中央区新町4-1-19 長崎次郎書店2階
096-354-7973
11:26〜18:26(L.O)
土日祝11:26〜18:00(L.O)
定休日:水曜日
水出しアイス珈琲☆<一日限定15杯> 702円
ビーフ・ハヤシ 1026円
(食事の際の飲み物は☆が付いているものは216円安くなる)


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