その数なんと数百種類!市場で味わうラーメン


釧路には和商市場という有名な市場があります。釧路駅から徒歩数分で、駐車場も広く、地元の人はもちろん観光客にも人気のスポット。でも、道を隔てた隣にくしろ丹頂市場があるのはご存じでしょうか?こじんまりとしていますが、地元の方々には「朝市」と呼ばれ、朝6時から営業しているのも人気の所以です。
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くしろ丹頂市場に入ると、野菜、海産物など様々な食品が売られています。その奥に、ちょこっと見えるのが「ら〜めん工房 魚一(うおっち)」です。
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さすがに6時からではなく、9時からの営業ですが、それでも営業開始時からずっと人気。なにせグルメ評価本「ミシュラン北海道【特別編】2017」にも掲載されているほどの味なのですから。
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ご主人の吉泉(よしいずみ)守さんは、石狩峠あたりの出身。「釧路には、面白い仕事があるから、と、誘われてきたんだ」と吉泉さん。それが釧路の会社で、アラスカでニシンやサケの漁をなさっていたとか。その後、海産物の加工会社などに勤めたあと、「ラーメン店をやろう」と思い、退社。
「誰かに習うと誰かの味になっちゃうから」と、あえて独学で店を構えました。
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しかし、なぜこの場所なのかとても気になり、伺うと「最初は昭和のほうでやっていた」そう。1年くらいして、知り合いがこちらの市場の組合長だったこともあり、この場所が空いたのがきっかけで移転してきたとか。そして10数年。

メニューを拝見すれば、なんとも豊富な印象です。基本形でも塩、醤油、味噌(赤)、味噌(白)、魚醤、エビ醤の6種類あり、それぞれ、あっさり、こってりが。さらに、各々、チャーシューメン、アサリラーメン、カキラーメンもあるので、全ての組み合わせを数えたら何十種類になるのだろう。と思ったら、さらに細い麺と太い麺が選べるらしい。しかも大中小まで!!数百種類ですね。オーダーが入って、きちんと捌く吉泉さんも凄いです。
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その中から今回は「アサリ魚醤」の「あっさり」の「細い麺」と、「エビ醤」の「こってり」の「太い麺」をいただきました。

「アサリ魚醤」の「あっさり」の「細い麺」
スープは鶏中心でトンコツ、玉ねぎ、キャベツを用いた優しい味わい。煮干しやカツオ節、宗田節、本ガツオなども用いているのと、魚醤も使用しているので、魚風味もしっかりと立っています。そこにアサリの旨味も加わった贅沢な味わい。
細麺のするりとした食感も、あっさりテイストに合いますね。
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「エビ醤」の「こってり」の「太い麺」
こちらは「こってり」なので、あっさりスープに、トンコツと野菜のスープをさらに足しています。重厚なる味わいに仕上がっています。そこにエビの風味。
こってりだと太麺がしっくり来るかも。ちなみに「エビ醤」は途中で卓上の酢を5〜7滴ほど加えると、味が爽やかな方向にシフトして味の変化も楽しめます。
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「原価も4割を超えちゃってるんです」と苦笑いする吉泉さん。一生懸命さが表れた1杯。市場の中で味わうラーメンもまた格別です。

おいしかった!! ごちそうさまでした!!


ら〜めん工房 魚一 (うおっち)
北海道釧路市幸町13-1 くしろ丹頂市場内
0154-23-4541
9:00〜16:30L.O
定休日:日曜日

「アサリ魚醤」の「あっさり」の「細い麺」 1060円
「エビ醤」の「こってり」の「太い麺」 930円

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