簡単にパンダ基地に行けるようになった

成都2日め。朝になった。7時頃に目覚めて窓のカーテンを空ければ爽やかな快晴、というのが良くある旅行のパターンだけれど、成都は殆ど毎日、曇りか雨だと聞いていた。御多分にもれず、今朝も、しとしとと雨が降っていた。午前中は特に用事が無いので、ノートパソコンを広げてWIFIでネットを見ながらどこかうってつけの観光地は無いかと調べてみた。すると真っ先に出てきたのがパンダ基地だ。
正式名称は「成都大熊猫繁育研究基地」。以前はタクシーや路線などのバス、ツアーで行くくらいしか手段がなかったそうだが、最近、地下鉄が近くまで通り、気軽に行けるようになっていた。
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ホテルを出て、春熙路駅に着いた。
2年前に出たガイドブック「地球の歩き方」では地下鉄は2号線までしか載っていないが、今は3号線と4号線、そして3号線から延びる10号線も開通していた。春熙路駅は2号線と3号線があり、新しくできた3号線へと向かった。
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切符の買い方も簡単だ。自動券売機はタッチパネルになっていて、目的の熊猫大道駅を押せばいい。すると4元と出るので、お金を入れれば完了。
切符はプラスチックのカードになっていた。
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新しい事もあり、構内も車内もピカピカだった。目的の駅までは車内でも電光掲示板で表示があるので、それを見ていれば間違う事はない。
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目的の熊猫大道駅で下車して出口へと向かう。出口はいくつかあるが、当然にパンダ基地がメインとなるゆえ、パンダの絵で向かうべき方向を教えてくれる。
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ちなみに片道切符で改札を入るときは上部に「ピッ」っとタッチ、出るときは下部の穴にカードを入れればゲートが開いてそのまま通過できる。
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地上へ上がれば、目の前にパンダ基地行きの直通バスが待っていた。あからさまにパンダの絵が描かれたバスなので、分かりやすい。インターネットの情報では、近くの窓口でバス代と入園料がセットになったものを買うという表記も見られたが、バス前のスタッフに指で「一人」というジェスチャーをしたら、前のバスを指さされ、そのまま乗り込んだら、発車前に他のスタッフが料金を徴収に来た。
片道のバス代と入園料込みで58元。あれ?っと思った。パンダ基地のWebサイトには入場料が58元とある。という事は、バス代は無料。レシートにQRコードがあった。パンダ基地入口でそれをかざせば入園できるらしい。
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発車して15分くらい経ったであろうか。車内ではずっとスタッフが中国語で様々な観光ツアーの宣伝をしていたが、当然に中国語が分かるはずもなく、全然分からないと思っているうちにバスは到着。
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そして、他の人と同じ方向に歩いて行けば、パンダ基地に到着したのだった。
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