代は変われど「かしわバター丼」は健在!



香川のご当地グルメといえば、讃岐うどん、骨付鳥などが有名ですが、高松市ではずっと前から人気の丼があります。ご当地というより、ご当店ですね。オンリーワン的な丼。それが『武内食堂』の「かしわバター丼」です。
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場所はJR高松駅の南方、NHK高松支局の東隣。
店舗の前に立てば、年季の入った光景に圧倒されます。
おそらく、高松の人なら知らない人はいないとまで言われる1軒。店内も歴史を感じさせるオーラに溢れています。
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でも、実は平成28年にオーナーが変わりました。先代から継いだのは、土居淳さん。調律師からバーの経営者となり、高松のラーメン『ホープ軒』も立ち上げた方。その一方、現在もクレー射撃をなさっていて全国の大会に出場し、国体にも出場するほどの腕前だったりも。
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「先代が辞めるというので、継いだんですよ。鶏業者さんが同じだったので、鶏業者さんからオファーがあってね。他にもたくさんの方が継ぎたいと言ったらしいんだけど、なぜか先代に気に入ってもらえて」と土居さんが笑います。

「かしわバター丼」を頂きました。作り方は、もちろん以前と同様。醤油とニンニク、一味唐辛子を煮立てて、バターを加え、特注の胡椒を大量にかけて仕上げるそう。
この“特注の胡椒”が味の決め手らしい。容器はSBでしたが、中身は違うんだとか。
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ピリ辛テイストで、味わえば味わうほどに、まさにヤミツキになる味わい。ボリュームたっぷりで、並でもお腹いっぱいです。
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ふと見ると、炊飯器にカレーが。これは土居さんの代になってから加わった一品。というのも『ホープ軒』のベースである鶏スープが活きたカレーで、ハラペーニョをイメージしたトマトカレーなのです。しかも、無料サービス!
「かしわバター丼」を食べ進むと、量の多さに、後半、何か味の変化ができるものが欲しくなったり。その時に、カレーをかけて味わえるというわけ♪ 嬉しい無料サービスです!
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今は系列店の4店舗で「かしわバター丼」を提供中。
「もっとみんなが真似をしてくれて、香川の新ご当地グルメになったら嬉しいです」と語る土居さんなのでした。


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


武内食堂
香川県高松市錦町1-11-13
090-7627-6863
11:00〜15:00 17:00〜21:00
定休日:日曜日
かしわバター丼 並 700円

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