厳選カカオと奄美さとうきびがコラボしたチョコレート


いかがでしたでしょうか?2回めの奄美大島編2泊3日の旅。前回は郷土料理を主体としたランナップでしたが、今回はがらりと方向を変えて、いわばハイブリッド料理店などをご紹介。真剣すぎる海鮮料理や島とうふ、パンなどにびっくりの3日間でした。

さて、番外編。これまたスゴいです。チョコレート。
なんせ、場所が『奄美 大島紬村』。伝統産業である大島紬とチョコレートがどうして結び付くのか!
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そんな不思議さを抱えて向かえば、商品は館内のお土産販売コーナーの一画にありました。
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こちらが「NESARI CHOCOLATE」
奄美大島の光輝く太陽の下で育ったサトウキビで作る無添加のBean to bar Chocolate 。
店頭には4種類ありましたが、種類はもう少しあり、また、季節により登場するバージョンも。
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実は作成しているのは株式会社 大島紬村の取締役 越間崇喜さんなのです。
越間さんは息子さんなのですが、会社を手伝う傍ら、チョコレートのブランドも立ち上げたというわけ。簡単に言うと奄美の良さを様々な形で伝えたいということ。
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特別に工房を拝見しました!
シンプルですが、こだわりが詰まっていることが伺えます。
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こちらが、チョコレートの塊。これを板チョコに仕上げていくのです。
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「ガーナ+島しょうが」
世界中から厳選したカカオ豆を取り寄せています。こちらはガーナ。それに奄美の島しょうがをブレンド。爽やかなジンジャー風味が堪能できます。
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「ブラジル+カカオニブ」
カカオ分が67%。チョコレートのイメージに一番ぴったりかも。
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NESARI(ネサリ)とは奄美大島の言葉で「おやつ・朝食」の意味。チョコレートは無添加にこだわり、奄美の歴史あるさとうきびと南国の旬の食材を使い、ひとつずつ丁寧に心を込めて作っています。奄美の伝統文化、光輝く太陽、清らかな水、貴重な動植物が生息する豊かな自然を感じるようなチョコレートです。

今年、2018年には奄美ハンドメイド大賞にて「島ギフト賞」も受賞。
奄美を訪れたらぜひGETしたい一品です。
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ちなみに購入のみでしたら入場料はかかりませんが、ぜひ『奄美 大島紬村』も見学すると良いでしょう。僕も初めて訪れたのですが、説明を伺って、大島紬がなぜ高級品なのかが一目瞭然でした。手間のかけ方と技術がもの凄く抜きん出ています。驚きました!

泥染
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シャリンバイで染めること20回
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かすり糸を一本一本、完成の模様を考慮して染めていきます。
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それを縦横に織っていくわけ。
明治40年頃から締めばたによる織締絣の方法を採用。
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世界一精巧な絣織物とも言われています。
ゴブラン織、ペルシャ絨毯とならぶ世界三大織物の一つ。
(大島紬の作品は特別許可をいただき撮影)
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NESARI CHOKOLATE (ネサリ チョコレート)
鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945 大島紬村 園内
0997-62-3100
9:00〜17:00
無休
NESARI CHOCOLATE 950円


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