島の食材にこだわった手作りジェラート


屋久島空港から県道77号線を下って約17km。クルマで約30分。『そらうみ』は、県道沿いにポツンと佇むジェラートのお店。ブルーとホワイトを基調とした看板は、店名どおりの彩りで、ほのぼのとした優しい雰囲気を醸し出しています。
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ご主人の毛利哲(さとし)さんと、奥様の みおさんが二人で切り盛りなさるジェラートやさん。毛利さんは横浜出身、奥様は東京出身ですが、もともとスキューバダイビングと山登りが大好き。「海外も行きましたが、屋久島はその両方ができる地で、移住することを決めました」
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でも、ずっと会社勤めだったので、屋久島で何をしようと思った時、ちょうど住まいと会社の間の駅に、イタリア製を輸入する有名なジェラートの機械メーカーがあったこともあり、ジェラートの道へ。メーカーで研修を受けて、開店に至ったというわけです。
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といっても、習ったとおりでは飽き足らず、手作りにこだわることに。
手作りでジャムを作って合わせたり、やまももも自分で種を取ったりと手間を惜しまず、丁寧な仕込みを心がけています。オープンは13時ですが、午前中からずっと仕込みが。
そして、毎日10種類を提供。時期によって商品が変わるのでレパートリーは70種類以上に。
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特に屋久島の食材にこだわっているということで、2つのカップをご紹介です。

まずは「たんかん」
2月くらいに島でできるたんかんを用いたソルベです。果汁にして保存しているそうですが、なんと、収穫も手伝っています。平内集落かっちゃんの農園で減農薬で作られたたんかんを使用。
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「屋久島茶と、しお」
屋久島でもお茶が栽培されています。こちらで使用しているのは藤原園の無農薬、無化学肥料の茶葉。もちろん美味しいですが、真剣さとこだわりも素敵です。ミルクジェラート。
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しおも屋久島で作られています。永田集落の渡辺さんの塩で、なんと、海水を薪で炊き上げた塩なんだとか。「塩づくりのわ えん」という塩を使用。ミネラル豊富なので、しょっぱさの中に甘さが光ります。
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他にも「やまもも」など様々な島の良さが活きるジェラートがたくさん。
思わず目移り、間違いなし。通販もなさっているので、要チェックです♪
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おいしかった!! ごちそうさまでした!!

そらうみ
鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生165-8
0997-47-2458
13:00〜17:30(17:15L.O)
定休日:火曜、水曜、他不定休

1種盛りカップ 390円
2種盛りカップ 490円

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