【注】画像、人によっては怖いかもなんで、閲覧は自己責任でお願いします〜m(__)m


僕はフードジャーナリストなんで、食に関わる様々な事を知っておかねば。
中でも、一度は通らないといけない道。
それが屠殺(とさつ)です。

そして今回、ご縁があり、やきとりの老舗「伊勢廣 京橋本店」の星野さんのご尽力で体験できることに!
向かった先は、茨城県かすみがうら市の「西崎ファーム」さん。
放し飼い・無農薬の鴨農場として有名で、ミシュラン掲載のレストランなど数多くに卸している会社です。
http://nfc.soo.jp/

いつもは体験は大学生のみらしいですが、今回は特別。
これまた有名料理雑誌「D」編集長さんなど、合計6名。
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帽子被ったり、マスクしたり、エプロンつけたり、ゴム手袋したり。
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早速、鴨を取り出し、
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並べて。
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スパンと首を切るのかと思ったら違いました。
首を切っちゃうと食道とか胃とかに残っている食べ物が肉に影響しちゃうとかで、簡単に言えば血抜きをする方法みたい。

というわけで、鴨の首に鋭利なナイフを貫通させて。。
食道を傷つけないように動脈をカットするそうですが、
なんとなく出来たけど、難しい。
怖さは無かった。むしろ食道を傷つけないようにするのに精いっぱい。
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ナイフで刺したら、もう頭に血が行かないので死んじゃうみたい。
で、それをお湯の入った撹拌機みたいので、グルグル茹でて。。
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今度は脱水機みたいのに入れて。。
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取り出して、並べて、毛をむしります!
これまた難しい。。綺麗に取れない。
というわけで、こればっかりは本職さんがバトンタッチ。
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その後、ワックスの入った容器に付け込んで、
しばらくして取り出して周りをパリパリ取れば、あら不思議、綺麗な鴨の出来上がりです!
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そしてリビングでお食事タイム&懇親会。

自分が手をかけた鴨をいただくのかと思ったら、
すぐには食べられないそう。

というわけで、別の鴨が切られて登場しました。
(3分間クッキングみたい(汗))
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星野さんが持ち込んだ、貴重なワインと共に鴨料理をいただきます。
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美味しかった(*^^*)
経済動物とはわかっていても可哀そうな気もしたけど
でも、やっぱり美味しかった♪
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食後は、クルマで5分ほど離れたファームへ。
広大な敷地で放し飼いになっているそう。
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貴重な体験、ありがとうございました!!!