オーベルジュ旅館2階でいただく最高級但馬牛「但馬玄」


1300年の歴史があり、奇跡の温泉街と呼ばれる城崎温泉。駅から徒歩3分のところに創業約140年を誇る『心の宿 三國屋』があります。純和風の格式と伝統のある温泉宿は、従来からの城崎温泉のイメージにもぴったりです。
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でも、その数軒南に新しく、同グループの小宿『縁』が誕生。こちらはオーベルジュスタイルの旅館。1階がカフェ&バー、2階が但馬牛専門レストラン、3階と別館が宿泊施設というホテル仕様の和風モダンな旅館です。(宿泊は中学生以上、全館禁煙)
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その2階にある「いろりDining MIKUNI」に訪れました。
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店内も旅館同様に和風モダンな雰囲気。
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城崎温泉唯一の但馬牛専門店です。しかも上質な和牛として知られる但馬牛の中でも最高級の「但馬玄(たじまぐろ)」のみ使用。但馬玄とは、フランスのスローフード協会に唯一認められた牛肉。オーガニック飼料を用い、一般的な但馬牛より半年長い、34か月以上育てた牛で、数々の共進会でチャンピオン牛を出す香美町村岡の「上田畜産」から月7〜8頭しか出荷されない厳選された但馬玄を半頭買いしています。
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もちろん個体識別番号も掲示。
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様々なメニューがありますが、“シェフオススメ”と書かれた「但馬牛の食べ比べセット」をいただきました。
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まずは、もものローストビーフ。
上質な但馬玄の旨みがぎゅっと詰まったローストビーフ。
噛みしめるほどに優しく旨みが染みてきます。
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つぎに、日替わりの希少部位。
今回はカイノミ。バラの中でもヒレ(ヘレ)に近い部位で、ヒレのような赤身の美味しさと、脂のバランスがとても良い上質な味わい。
「但馬玄はマグロのように脂があっさりで旨みが強い」という表現がまさに頷けます。
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こちらは「但馬牛ステーキ御膳」
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ロース、ヘレ、シャトーブリアンとありますが、写真はロースステーキ150g。
黒毛和牛の脂は約25度から溶け出すのに対し、但馬玄は約12度という低い温度で溶け出すそう。しかも通常の但馬牛より半年以上長く肥育し、生きたまま肉を熟成させる成体熟成のため、旨さに深みが加わっています!凄すぎる!
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ステーキ御膳には、但馬牛のスジ煮とサラダも付いてきます。
このスジ煮だけでも超美味。お酒のアテにも最高ですね。
サラダも地産地消というか、地元の『wada-ya』などから仕入れています。新鮮さと野菜の旨みが凝縮。
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おいしかった!!!
ごちそうさまでした!!!


いろりDining MIKUNI (ミクニ)
兵庫県豊岡市城崎町湯島219 小宿「縁」2F
0796-32-4870(小宿「縁」)
11:30〜14:30(14:00L.O)
18:00〜21:00(20:30L.O)
定休日:水曜日
但馬牛食べ比べセット(ご飯、味噌汁付き) 3800円
但馬牛ステーキ御膳 ロースステーキ150g(先付、サラダ、ご飯、味噌汁付き) 8300円

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