製鉄で栄えた輪西で「小がね」の「かつ丼」


風光明媚な地球岬などを有する室蘭市は、かつて鉄鋼の町として栄えました。
特に輪西地区はメイン通りに人が溢れ、すれ違うのも大変だったとか。

その輪西で長年ファンの多い人気店が「小がね 輪西店」です。
もともとは函館で創業。こちらにも店を構えたそう。
現在は創業者の甥である秦 真司さんと奥様が継ぎ、切り盛りなさっています。

店内に伺えば、テーブルと小上がりのあるアットホームな雰囲気。
そば、うどん、丼、定食などがありますが、最近、特に評判なのが「かつ丼」です。

暫し待ち、登場すれば、想像とは違う“かつ膳”的なビジュアルで、ちょっとびっくり。
かつとご飯が分かれているタイプで、しかも、一人用の鍋で固形燃料で温められています。

そして蓋をとれば、卵とじのかつの載った器から香ばしき匂いと湯気がジュワーっとのぼります。
「すでに完成してますが、ずっと熱々で提供したいので」と秦さん。
北海道産ロースを使用したぶ厚い豚かつに、数種類のカツオやサバなどで採った出汁も下支えの、北海道産たまねぎなど使用の、ややしょっぱめな卵とじテイスト。
国産米(こしひかり)を用いたご飯とともに、思わず完食です♪


「かつ丼」1100円 かつとご飯がセパレートなタイプで、固形燃料で熱々
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「小がね 輪西店」。駐車場も約8台あり、便利
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函館出身の秦 真司さんと奥様。叔父さんから引き継いで数十年
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香ばしき北海道産ロース使用の豚かつは、キャノーラ油仕上げで爽やかな美味しさ
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お味噌汁もつき、定食や膳のような雰囲気を醸し出している
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ご飯は国産米のこしひかりを使用。艶やかな純白の見た目もいい
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小がね 輪西店 (こがね わにしてん)
北海道室蘭市輪西町1-35-5
0143-44-3501
11:00〜20:00
定休日:水曜日
かつ丼 1100円(税込)


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