石巻で独特の二度蒸しやきそば

石巻駅の目の前にあるピンク色の大きな建物。
かつて百貨店がありましたが、建物を利用して現在は石巻市役所となっています。

その南側の国道398号線の向かいにあるのが「麺舗かのまたや」。
創業が明治8年という、まさに老舗の製麺所で、直営の食堂的な店舗も当地にて営業なさっています。

見るからに重厚な作りですが、伊藤康社長曰く「東日本大震災の時は1階部分の高いところまで津波が入った」そう。
幸い、建物自体は無事で、以前の雰囲気そのままです。

メニューを拝見すれば、うどんが主体で、焼きそばや蕎麦、おにぎりなども。
その中からいただいたのはご当地グルメとしても名高い「石巻焼きそば」。

麺自体を拝見してびっくりしました。通常よりもずっと茶色いのです。
伺えば、昭和20年ごろに石巻地方で出来上がった麺で、蒸し工程と水洗いを二度行うそうで、手間がかかるので大量生産には向かないけれど、独特の食感があるとか。

こちらでは“だし”“ソース”の2種類を提供なさっていたので、“だし”でオーダー。
おお、独特の香ばしさと歯ごたえを兼ね備えた断面の丸い麺です。
だし醤油を加えて焼くため、和風的な風味の良さもプラスされています。

他にもイワシのすり身を練り込んだ「いわしうどん」などもあり、興味津々です!


麺舗かのまたや (めんぽかのまたや)
宮城県石巻市穀町6-19
0225-95-0468
11:00〜14:30
定休日:土日祝
石巻焼きそば 540円(税込)

石巻焼きそば(だし)。目玉焼きや野菜も良いアクセントに。ソースもあり
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明治8年創業。老舗感がしっくりとくる木造のしっかりとした建物もいい
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天井の高い、木のぬくもりが活きる店内は、ソーシャルディスタンスも配慮
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製麺所ならではのラインナップ。各種うどんのほか焼きそばや蕎麦なども
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茶色い焼きそばの見た目からして驚く。二度蒸し&二度水洗いの賜物
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噛みしめる喜びも備えた焼きそばの麺。独特のしっかりとした食感で美味
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