誰もが親しみやすいおなじみの洋食メニューに、フレンチの技巧をふんだんに盛り込み、伝統と革新を取り入れた「大切な日にそっと寄り添う洋食。」
それがコンセプトの銀座にある「tcc 銀座の洋食」
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春の限定メニューが登場したのを機会に、レセプションがありました。

場所は銀座5丁目の晴海通り沿いの銀座幸ビル3階

一面ガラス張りの窓際席は眺めも良くスペシャルなシート
解放感あふれる空間と、ホワイトのクロス、そして重厚感の中に、ややカジュアルな雰囲気も取り入れた店内が広がっています。
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レセプションは個室ルームにて。
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「タイユバン・ロブション」「フォーシーズンズホテル丸の内」で腕を振るった岡田卓也総料理長の直々のご説明のあと、料理が登場しました。
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まずはディナーコースの、GINAの洋食スペシャリティコース 全8品 9000円
の中から、前菜3種盛り合わせ
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フォアグラのカルベ(テリーヌ)
ややねっとりで旨味のあるところに、オレンジとマヨネーズのムースが優しい柑橘系アクセントを添えています。
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鰤のカルパッチョ
鮎の魚醤でマリネし、しかも醤油のヌーベで、日本料理的な仕上がりも。
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にんじんのムースとコンソメジュレ
にんじんの甘みが活きるムースがコンソメジュレを引き立てます。
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次も同コースの中から
クリームチーズの味噌漬け&クルミのトースト
西京味噌や仙台味噌などをベースにしたオリジナル味噌床にクリームチーズを3日くらい漬け込んでるのだそう。
ちょっとびっくり。日本酒が合いそう。
でも、ナッツ風味もダイレクトに伝わるクルミのトーストとのマリアージュで、一転して“洋”に。
ゆずジャム&黒七味も斬新。
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さらに同コースの中から(というよりメイン)
黒毛和牛のハンバーグとフォアグラのロッシーニ風
黒毛和牛100%のハンバーグ自体がグッと詰まった肉汁と旨味で構成されてとても素敵な味わいなのですが、
その上にはフォアグラのソテー。
しかもトリュフやフォンドボー、マデラ酒などを用いたベリグーソース(いわゆるトリュフソース)まで。
甘みとほんのりとした酸味とともに、口の中では黒毛和牛とフォアグラのコラボレーション。
これは、スゴイというか、たまりませんね♪
マッシュポテトの滑らかさとコクで、さらに存在感のあるボディに。
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ちなみにフォアグラとトリュフを組み合わせるのが、いわゆる“ロッシーニ風”です。
作曲家のロッシーニから来てます。彼はレストランも経営してたし、美食家だったみたい。

さて、ここまではコース料理の紹介でしたが、
今回のメインは、春限定の「フランス産露地栽培ホワイトアスパラとホタルイカとアンチョビのバター焼き」1900円
ホワイトアスパラを根元はほろ苦くて、先のほうが甘みがあるそうで、味のグラデーションも楽しめます。
それを日本の旬の食材であるホタルイカとマリアージュ。
焦がしバターの風味や、アンチョビなども効き、やや酸味のある仕上がりで、まさに「春」を感じました。
(2022.3/25〜期間未定)
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ちなみに、こちらが
GINAの洋食スペシャリティコース
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それも良いのですが、僕が伺った時も窓際の席で召し上がっていた方々のお目当ては
「春のアフタヌーンティー」14品4300円〜(ドリンク20種類あり)
11:30〜17:00(予約制)で、ずっと居ても良いみたい。スゴスギ。。。
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14品〜の内訳は
京都末富の最中 北海道産小豆のあんこ マスカルポーネクリーム
わらび餅と山桃マリネ
自家焙煎コーヒーゼリー
イチゴピューレとホワイトチョコのボンボン
など

ちなみにお客さんの95%が女性だそうです(残り5%はカップルだな)。
この素晴らしき雰囲気と料理のクオリティ。そりゃそうだ(笑)

素敵すぎる“洋食”でした。
美味しかった!!!ごちそうさまでした\(^o^)/


tcc GINZAの洋食
東京都中央区銀座5-9-1 銀座幸ビル3F
03-6274-6003
ランチ11:30〜15:00(14:00L.O)
アフタヌーンティー11:30〜17:00(予約制)
ディナー17:30〜22:00(21:00L.O)
定休日:無休(年始は休業)

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