沖縄食堂で美味しさいっぱい、おなかいっぱい

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ぐるくん

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さきほどの奥武島と同じ南城市にある、食堂。
店内はカウンターのほか小上がりがあり、地元密着型なオーラが全開。
DAMもあった。カラオケもできるみたい。

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メニューも豊富ですね。
今回の沖縄の旅でのキチンとした一品料理は、こちらが最後になります。
なので、気になったメニューをがっつりと行っちゃいましょう!
それが「チャンポン」!!!

沖縄に来てまで、なんでチャンポン?とお思いの方、
いえいえ、↓ こちらですっ

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はい、これが沖縄の「チャンポン」
通常のチャンポンって麺料理ですよね。特に有名なのは長崎の四海楼が発祥と言われるタイプ。今は長崎に限らず九州や四国ほかでご当地チャンポンも見られます。例えば北九州の「戸畑チャンポン」、愛媛の「八幡浜ちゃんぽん」など。
でも沖縄のそれは、麺料理じゃなくて、ごはん料理なんです。

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ポークランチョンミートや豚肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、もやし、青ねぎなどを玉子とじにして、ごはんの上に、ドーン。
塩や少量の醤油、そしてカレースパイスで味付けをした、さらりと優しい仕上がりです。これをスプーンで、ワシワシと食べ進みます。
もずくやひじきの煮物、そしてやっぱり沖縄そばも付いて、500円!安い。
って、もう、量が多くて。

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ちなみに「へちまちゃんぷる〜」も人気だそう。
へちまって食べられるんだ。あっさり味噌仕立て。

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玉城代里美さんは地元出身。
娘さんたちと一緒に切り盛りしています。
「いっとき、東京の東久留米に住んで、お店をやってたこともあるんですよ〜」と笑う玉城さん。

おお、東京もいいですね。
でも、やっぱり住むなら地元の沖縄ですよね〜

そんな雰囲気に惹かれて、地元の猟師さん、農業関係の方々などの憩いの場にもなっているそう。
夜は刺身がイチオシの沖縄家庭料理を出す居酒屋さんとしても使えます。
沖縄では20年位前に始めて、こちらに移転して8年くらい。

「模合(もあい)のお客さんにも良く使ってもらえて。那覇からみんなで来てくれる人たちも多いんですよ〜」
模合?あぁ、無尽(むじん)みたいなやつなんですね!
無尽も最近はご存知ない方が多いので、ご説明。
江戸時代から続くスタイルで、もともとはみんながお金を出し合って相互扶助をした形態。現在では仲間同士で毎月一定額を集め、それで宴会をするという意味が大きいです。その沖縄独特の呼び名が「模合」だそう。

家庭的な暖かさの活きる、素敵なお店でした。
ごちそうさまでした!

ぐるくん
沖縄県南城市佐敷佐敷1739−24
098−948−3930
11:30〜14:00 17:00〜23:00ごろ(夜は居酒屋スタイル)
月曜日
チャンポン 500円
へちまちゃんぷる〜 600円


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