
歴史も溶け込む喫茶「マヅラ」

「大阪駅前ビル」の中でも1970年に最初に誕生したのが「大阪駅前第1ビル」。その地下1階に伝説とも言われる有名な喫茶店があります。それが「マヅラ」。
もともとは台湾出身の劉盛森さんが、昭和20年代に大阪駅前の闇市で喫茶店をオープンしたのが始まり。その後、当建物が再開発で建設され、移ってきたという歴史のある店舗です。
並々ならぬ雰囲気であることは、入口に差し掛かっただけで、びしびしと伝わってきます。

なんせ、そこにはスコッチウィスキーの名ブランド「ジョニー・ウォーカー黒(通称:ジョニ黒)のシンボルであるストライディング・マン(大股で歩く男)が。しかも巨大!

店内も喫茶店というより、昭和の社交界的なサロンとでも申しましょうか、古き良き昭和の時代を色濃く残した、優雅というか、ゆったりとした雰囲気(PC使用不可)。しかも約100坪あるという広々とした空間。

それでいて、メニューを拝見すれば、コーヒー(ホット)がなんと250円!この店内の雰囲気にもかかわらず、ありえない低価格です。


そんなホットもいいのですが、グルメ料理を伝える身としては、ぜひ「マヅラ」で味わってほしい1品があります。それが名物「カツサンド」です。
実は喫茶店「マヅラ」は、夜はBar「ジョニーウォーカー」と変身します。そして午後5時から味わえるのが、この名物「カツサンド」なのです。

厚切りの食パンはこんがりと、かつ、優しくきつね色に焼かれ、そこにバターが塗られています。パンだけで味わっても、バタートーストの香ばしき風味。
そこに、オーダーが入ってから揚げた、ジューシーな牛ヒレカツ。その間にクッションのように挟まれた、爽やかなレタス、玉ネギが。
牛ヒレカツレツ、厚切りのバタートースト、そしてレタス、玉ネギ。それら、ひとつひとつのパーツが、もし独立してお皿に載せられていたならば、それはれっきとした洋食としてのキチンとした料理になりえるレベル。それらが、「サンド」という形態をとり、それが、逆に食べやすさを醸し出し、さらに、全ての料理における味付けのバランスの良さに気付かせてくれます。一口、また一口と噛みしめるほどに、そのレベルの高さに唸ります。
しかも、これで600円!!

ちなみに「マヅラ」とは、劉さんが10代の頃にインドネシアのマドゥラ島に旅行に行った際、地元の美しい女性と出会い、その思い出を大切にと、マドゥラ島から名付けたとか。
歴史の良さも感じる素晴らしき1軒でした。
おいしかった!!
ごちそうさまでした!!
マヅラ
大阪府大阪市北区梅田1−3−1 大阪駅前第1ビルB1F
06−6345−3400
9:00〜21:00(土は18:00頃まで)
休み:日曜・祝日
カツカレー 600円
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http://hants.livedoor.biz/archives/51926398.html