注目の八重山そば店は、ランチのみの営業

石垣空港は、2013年3月7日に新しい空港ができ、滑走路も以前の1500mから2000m級へと長くなったため、中型ジェット機の運航が可能となり、首都圏からの直行便が1時間近く短縮。ますます便利になりました。

石垣空港を出て、レンタカーを借りて、まず向かった先は、地元のご当地麺料理「八重山そば」のお店です。

石垣島には八重山そばを提供する店舗が100数十軒あります。
その中で特に最近注目されているのが、こちら『来夏世(くなつゆ)』。
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石垣小学校の北隣りに位置するこちらは、民家を改装した作りで、風情もたっぷり。
テーブル席と小上がり、そしてテラス席で構成され、解放感溢れる雰囲気は、そよそよと心地よい風をも感じる事ができます。
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スタッフは、内原藤緒さん以下、女性で切り盛り。
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メニューを拝見すれば料理は「八重山そば」くらいしかないのも潔いですねぇ。
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石垣島の地ビールってあるんですね。「ヴァイツェン」。
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箸の色も沖縄は独特ですね。
沖縄では箸の事を「ウメーシ」と言います。赤は太陽、黄色は月を表していて、中国から入ってきたとも言われているのですが、確かな意味合いは正確にはわからないとか。何はともあれ、この箸を見ただけで、沖縄を感じます。
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「八重山そばセット」を「じゅーしー」で頂きました。
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とんこつ主体でかつお節も用いたスープは、爽やかなのですが、結構しっかりとダシが効いています。この見た目が典型的な八重山そば。
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麺も断面が丸いタイプで、するりとしたのど越し(平打麺も巷のそば店にはあります)。案外、量があります。大の半分が小、中はその間。今回は中なので230g位。
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八重山かまぼこと豚ロース肉が細切りになっています。これも「八重山そば」の特徴です。
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このままでの十分に美味しいのですが、こちらの方はコーレーグース(島とうがらし)や、ぴーやし(ピパーツ、ピパーチともいう)という独特の香辛料をかけて味わう方が多いですね。その両者を家に常備している私は、もちろん途中から投入して、味の変化を。
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そして「じゅーしー」。これも沖縄ならでは。炊き込みごはんみたいなもの。具には豚肉、しいたけ、ごぼう、そして、ぴーやしの葉が細かく刻まれて入っています。まさにじゅーしー♪
「大根の漬物」も手作りで、販売もしているそう。
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とても丁寧な仕込みを感じる八重山そば&じゅーしーでした。

ちなみに、庭には、ぴーやしの葉が茂っていました!
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おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


来夏世(くなつゆ)
沖縄県石垣市石垣203
0980−82−7646
11:00~14:00ごろ
定休日:日曜日
八重山そばセット 600円(じゅーしー、または、あか米つき)

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