冬でも温かい店内で冷やしラーメン♪
冬の山形市は寒いです。同じ県内である新庄市や月山のあたりに比べれば少ないですが、積雪も。もちろん冬場はクルマはスタッドレスタイヤを装着。
そんな地ですが、夏場は一転して、暑いです。1933年7月に山形市で最高気温40.8度を記録し、2007年に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市に抜かされるまで、歴代最高気温1位の地でした。
そのため、夏場の暑い時期に、考案されたのがご当地ラーメンである「冷やしラーメン」。それを頂くべく、向かった先が『栄屋本店』。昭和7年創業。

到着するなり、3代目の阿部徹さんが、おっしゃいました。
「でも、今、寒い時期だけど、いいの?(笑)」
いいんです! なんせ、ご当地ラーメンですから、山形グルメ旅には冷やしラーメンは欠かせません♪ よく、北海道の方って冬場にも温かい部屋の中でアイスクリームを食べるじゃないですか、それと同じです。店内、ストーブがついていて、温かいし。
だいいち、冬場でも冷やしラーメンって出ますよね?
「全体の2割くらいは、出ますね」
やっぱり。いただきましょう♪

店内はお蕎麦やさん的な和の雰囲気。
とはいえ、初代が始めた時から、蕎麦、ラーメンともにあったそう。
今では「冷やしラーメン」といえば『栄屋本店』と真っ先に言われるほどの知名度のため、オーダーの殆どがラーメン系だとか。



こちらが「冷やしらーめん」
一見すると普通のラーメンのようです。

が、よく見ればラーメンにはあり得ない、氷が!
「昔は製氷機とか無かった時代なので、ブロックの氷を仕入れてキリで砕いていました」と阿部さん。今は普通の水道水ですが、蔵王からの水だそうで、とても美味しいとのこと。なるほど、それも冷やしラーメンが人気&ご当地になった理由のひとつですね。

そして、きゅうり。
こちらも普通のラーメンには載ることは滅多にないですね。

爽やかな醤油スープです。スープ自体は昆布とかつお節で採るそうで、そこに牛肉の煮汁を合わせているそう。なるほど、トンコツや鶏ガラは使用していないんですね。
そこに大豆からなる白絞油(しらしめあぶら)、ごま油でコクを出しているというわけ。冷たさも相まって、すっきりとした旨みが。

麺も酒井製麺を使用し、つるりと、そしてしっかりとした歯ごたえ。こちらも茹でてから冷しているため、ぎゅっと締まった印象を醸し出しています。

せっかくなので温かいメニューも。
「牛もつラーメン」

新庄市では「鶏もつラーメン」が人気ですが、こちらは牛もつ。
温かいラーメンは鶏ガラや牛脂などでスープを採るそう。
そこに牛もつなどが合わさった醤油ラーメン。ぷるぷるとした牛もつの美味しさが広がる一品です。

おいしかった!! ごちそうさまでした!!
栄屋本店
山形県山形市本町2−3−21
023−623−0766
11:30〜19:30(10/1〜3/19)
11:30〜20:00(3/20〜9/20)
定休日:水曜日(祝日は営業)
年末年始、お盆は営業
1月、8月は不定休
冷やしらーめん 750円
牛もつラーメン 800円
【山形編】目次に戻る
http://hants.livedoor.biz/archives/51974149.html
冬の山形市は寒いです。同じ県内である新庄市や月山のあたりに比べれば少ないですが、積雪も。もちろん冬場はクルマはスタッドレスタイヤを装着。
そんな地ですが、夏場は一転して、暑いです。1933年7月に山形市で最高気温40.8度を記録し、2007年に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市に抜かされるまで、歴代最高気温1位の地でした。
そのため、夏場の暑い時期に、考案されたのがご当地ラーメンである「冷やしラーメン」。それを頂くべく、向かった先が『栄屋本店』。昭和7年創業。

到着するなり、3代目の阿部徹さんが、おっしゃいました。
「でも、今、寒い時期だけど、いいの?(笑)」
いいんです! なんせ、ご当地ラーメンですから、山形グルメ旅には冷やしラーメンは欠かせません♪ よく、北海道の方って冬場にも温かい部屋の中でアイスクリームを食べるじゃないですか、それと同じです。店内、ストーブがついていて、温かいし。
だいいち、冬場でも冷やしラーメンって出ますよね?
「全体の2割くらいは、出ますね」
やっぱり。いただきましょう♪

店内はお蕎麦やさん的な和の雰囲気。
とはいえ、初代が始めた時から、蕎麦、ラーメンともにあったそう。
今では「冷やしラーメン」といえば『栄屋本店』と真っ先に言われるほどの知名度のため、オーダーの殆どがラーメン系だとか。



こちらが「冷やしらーめん」
一見すると普通のラーメンのようです。

が、よく見ればラーメンにはあり得ない、氷が!
「昔は製氷機とか無かった時代なので、ブロックの氷を仕入れてキリで砕いていました」と阿部さん。今は普通の水道水ですが、蔵王からの水だそうで、とても美味しいとのこと。なるほど、それも冷やしラーメンが人気&ご当地になった理由のひとつですね。

そして、きゅうり。
こちらも普通のラーメンには載ることは滅多にないですね。

爽やかな醤油スープです。スープ自体は昆布とかつお節で採るそうで、そこに牛肉の煮汁を合わせているそう。なるほど、トンコツや鶏ガラは使用していないんですね。
そこに大豆からなる白絞油(しらしめあぶら)、ごま油でコクを出しているというわけ。冷たさも相まって、すっきりとした旨みが。

麺も酒井製麺を使用し、つるりと、そしてしっかりとした歯ごたえ。こちらも茹でてから冷しているため、ぎゅっと締まった印象を醸し出しています。

せっかくなので温かいメニューも。
「牛もつラーメン」

新庄市では「鶏もつラーメン」が人気ですが、こちらは牛もつ。
温かいラーメンは鶏ガラや牛脂などでスープを採るそう。
そこに牛もつなどが合わさった醤油ラーメン。ぷるぷるとした牛もつの美味しさが広がる一品です。

おいしかった!! ごちそうさまでした!!
栄屋本店
山形県山形市本町2−3−21
023−623−0766
11:30〜19:30(10/1〜3/19)
11:30〜20:00(3/20〜9/20)
定休日:水曜日(祝日は営業)
年末年始、お盆は営業
1月、8月は不定休
冷やしらーめん 750円
牛もつラーメン 800円
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