明治34年創業の老舗で、厳選山形牛すき焼き!

おはようございます。山形グルメ旅、2日めです。
山形駅から徒歩3分。1階は精肉店、そして2階では山形牛料理が味わえる『佐五郎』。今日はランチタイムにお伺いしました。
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階段を上り、2階に入るとテーブル席そして座敷が。清潔感ただよう店内です。変わった形状のテーブル席で今どきの斬新さですが、もう数十年前からだそう。ちなみに3階もあり、40名入れる大広間が。
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創業は明治43年。現在は3代目の佐藤充昭さんと奥様(おかみさん)、息子である専務の浩之さんらで切り盛りなさっています。
「もともと初代が牛鍋屋と精肉店を開業しました」と浩之さん。もう100年以上続いている文字通りの老舗ですね。
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「すき焼き定食」をいただきました。
オーダーすると、目の前にずらりと食材が並ぶ光景。ランチタイムから贅沢なひととき。
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もちろん厳選された黒毛和牛である、山形牛です。こちらは、もも肉。山形牛は肉質等級3以上の肉しか無いそうで、今日のは「A4」。
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白ねぎやしめじ、しらたき、豆腐なども。
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鋳物の鍋に牛脂を塗り、まずは白ねぎから。
スタッフの方が、目の前で作って下さいます。この数分間って、ドキドキしますね。多くの方が早く頂きたいけれど、まだ煮えていないので、じっと鍋を見つめます。私もです(笑)
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野菜から入れていきます。煮えづらいものから、という事でしょう。
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次に、刺しの入った厳選山形牛を投入。
割り下は、まだこの時点では入りません。
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割り下を投入し、卵を溶いで、頂きます!!
うわぁ、美味しい♪ 山形牛の柔らかさと旨み、割り下の優しい甘辛さ、そして新鮮な卵の甘みが次々に押し寄せてくる逸品。
牛肉ももちろん美味しいですが、割り下が老舗の風格。もちろん醤油ベースですが、牛スープを煮つめて味付けをしているそうで(企業秘密)、濃厚ながら粋な深みがあります。
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煮詰まってくるので、割り下と水で調節しながら味わいます。
野菜なども新鮮で、美味。
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「すき焼き定食」には、香の物、季節の小鉢、ごはん、お味噌汁もつきます。
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さすが老舗の風格。浩之さんが牛肉を仕入れに山形食肉公社(食肉市場) のセリに行ったり、卸業者さんからも吟味して仕入れしているそうで、そんな真面目さが美味しさに反映しているのでしょう。

おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


佐五郎(さごろう)
山形県山形市香澄町1−6−10
023−631−3560
11:30〜14:00(L.O)
17:00〜21:00(L.O)
定休日:日曜日(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休み)
すき焼き定食 3675円

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