山形の夜、料亭の夜
明治14年、当時の天皇が山形に行幸されました。その際に、名士や市民などの寄付により行在所として建てられたのが、亀松閣。3年後に現在の場所に移築され、公会堂並びに高官等の宿舎として使用され、明治22年に料亭として生まれ変わりました。
初代女将は「明治の三代女傑」と呼ばれた方で、戦時中も一業一種一軒の営業許可を山形県より申し受け、山形でただ一軒の料亭として、歴史を刻み続けたそう。
今夜は、その料亭『亀松閣』へと向かいます。
山形一の大きさと言われる護国神社、そして出羽国分寺薬師堂。ともに徒歩約1分の中間地点に『亀松閣』は、あります。門をくぐり、玄関へ。まさに料亭の名に相応しい、堂々たる風格。



明治天皇が用いられた「あやめの間」のほか、梅の間、36畳の中広間、120名まで宴会可能な大広間など。



日本酒は
「出羽桜 10年熟成 枯山水」
「出羽桜 大吟醸酒」
「上喜元 純米大吟醸」
「十四代 秘蔵酒」
「十四代 純米大吟醸」
「男山 壺天 秘造り大吟醸」
など、4合瓶で、7000円〜15000円程度
「男山 つららぎ 生酒」「こすづ 寿」などの小(300ml詰)なども。

さて、今回ご紹介させて頂くのは、夜の、懐石8000円(税別)のコースです。
まずは先付けと前菜

先付けは2種類あり、こちらは、子持ちわかめと長芋、きゅうりのいくらあえ

山形の菊和えに、刻んだくるみと水菜

前菜は
もずく、さざえ、帆立、すり身巻き、スモークサーモン、鴨、エビ

次に、刺身
鮪やひらめ、鯛
大トロの見た目だけで美味しさが分かりますね。


そして、焼き物
山形牛の和風ステーキ、ししとう、パプリカ、玉ねぎ
ジューシーで甘さと柔らかさを堪能できる山形牛。そこに、ふくよかな醤油ベースの味付けで、和に仕上げています。


揚げ物には
生うに、まいたけの天ぷら、栗、ぎんなん、ゆり根で山形のくるみ味噌を巻いたもの

紅花ごはん、じんだい豆
山形の新ブランド米である「つや姫」というお米を用いています。
もちもちの食感で、甘くて、うまみがあり、抜きんでた美味しさ!



お椀は
海老しんじょうに、菊を散らしてあります。さすが、山形。

デザートは
ぶどう、メロン、りんご

勿論、料理は一例で、常に変わります。
はんなりとした味付けも勿論美味ですが、見た目の美しさも卓越していますね。
伺えば、代表取締役である板長の笹原智美さんは京都の『瓢亭』で修業を積み、昭和59年に戻ってきたそう。そして、山形と京都の味を融合させたとのこと。
なるほど、それで雅な雰囲気も漂っているわけですね。
器は有田焼き、塗りは輪島塗り。
格式ある料亭で、舌鼓を打つ夜。
おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!
料亭 亀松閣 (きしょうかく)
山形県山形市薬師町2−8−81
023−631−3644
11:30〜14:30 17:00〜22:00
夜の懐石8000円コース(8400円)
【山形編】目次に戻る
http://hants.livedoor.biz/archives/51974149.html
明治14年、当時の天皇が山形に行幸されました。その際に、名士や市民などの寄付により行在所として建てられたのが、亀松閣。3年後に現在の場所に移築され、公会堂並びに高官等の宿舎として使用され、明治22年に料亭として生まれ変わりました。
初代女将は「明治の三代女傑」と呼ばれた方で、戦時中も一業一種一軒の営業許可を山形県より申し受け、山形でただ一軒の料亭として、歴史を刻み続けたそう。
今夜は、その料亭『亀松閣』へと向かいます。
山形一の大きさと言われる護国神社、そして出羽国分寺薬師堂。ともに徒歩約1分の中間地点に『亀松閣』は、あります。門をくぐり、玄関へ。まさに料亭の名に相応しい、堂々たる風格。



明治天皇が用いられた「あやめの間」のほか、梅の間、36畳の中広間、120名まで宴会可能な大広間など。



日本酒は
「出羽桜 10年熟成 枯山水」
「出羽桜 大吟醸酒」
「上喜元 純米大吟醸」
「十四代 秘蔵酒」
「十四代 純米大吟醸」
「男山 壺天 秘造り大吟醸」
など、4合瓶で、7000円〜15000円程度
「男山 つららぎ 生酒」「こすづ 寿」などの小(300ml詰)なども。

さて、今回ご紹介させて頂くのは、夜の、懐石8000円(税別)のコースです。
まずは先付けと前菜

先付けは2種類あり、こちらは、子持ちわかめと長芋、きゅうりのいくらあえ

山形の菊和えに、刻んだくるみと水菜

前菜は
もずく、さざえ、帆立、すり身巻き、スモークサーモン、鴨、エビ

次に、刺身
鮪やひらめ、鯛
大トロの見た目だけで美味しさが分かりますね。


そして、焼き物
山形牛の和風ステーキ、ししとう、パプリカ、玉ねぎ
ジューシーで甘さと柔らかさを堪能できる山形牛。そこに、ふくよかな醤油ベースの味付けで、和に仕上げています。


揚げ物には
生うに、まいたけの天ぷら、栗、ぎんなん、ゆり根で山形のくるみ味噌を巻いたもの

紅花ごはん、じんだい豆
山形の新ブランド米である「つや姫」というお米を用いています。
もちもちの食感で、甘くて、うまみがあり、抜きんでた美味しさ!



お椀は
海老しんじょうに、菊を散らしてあります。さすが、山形。

デザートは
ぶどう、メロン、りんご

勿論、料理は一例で、常に変わります。
はんなりとした味付けも勿論美味ですが、見た目の美しさも卓越していますね。
伺えば、代表取締役である板長の笹原智美さんは京都の『瓢亭』で修業を積み、昭和59年に戻ってきたそう。そして、山形と京都の味を融合させたとのこと。
なるほど、それで雅な雰囲気も漂っているわけですね。
器は有田焼き、塗りは輪島塗り。
格式ある料亭で、舌鼓を打つ夜。
おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!
料亭 亀松閣 (きしょうかく)
山形県山形市薬師町2−8−81
023−631−3644
11:30〜14:30 17:00〜22:00
夜の懐石8000円コース(8400円)
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