喫茶店モーニングの発祥は広島だった!


おはようございます。広島グルメ旅、2日め。
今日は、ちょっと早起きをして、まずは喫茶店に向かいます。

めざすは広島市中区大手町にある「タカノ橋商店街」。鷹野橋という名称は、歴代の広島藩主が鷹狩りをしたところに由来。そんな歴史のある商店街で、大正8年の公営(市営)市場の開設を契機として、交通の要衝でもあった当地に商店の集積が始まったことから始まるそう。
アーケードが建設されたのも、昭和40年と古いのですが、現在は改築して、全蓋アーケードで、明るく清潔なイメージがただよっています。
周辺には「サロンシネマ」という映画館があったりと、文化の香りも残る地です。
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その1画にあるのが『ルーエぶらじる』。
ご主人の末広克久さんは2代目。先代であるお父様は広島出身で、戦前は日本ソーダに勤めていたそう。そして戦争で服役して満州から戻り、昭和21年に広島駅前の市場で『末広食堂』という食堂を始めたとか。
その後、区画整理になり、こちらへ移転。何度か建て替えて、現在の建物になりました。
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てっきり喫茶店だと思って伺ったので、入口のパンを見て、びっくり。
実は建物の裏に工房があって、そちらで自家製パンを焼いているのです。
食パンはもちろん、あげアンパンなど美味しそうな商品が、ずらり。
喫茶店で提供しているパンも、もちろん自家製です♪a-hiro0404
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よく、喫茶店でモーニングというサービス(というかメニュー)があるじゃないですか。午前中くらいしか味わえないお得なセットメニュー。実はその元祖が、こちら『ルーエぶらじる』(当時は喫茶ブラジル)といわれています。元祖には諸説あるそうなのですが、昭和31年に撮影された写真に、証拠が。キチンと文書や写真で残っているという点では、こちらより古いのは無いそうです。a-hiro0413


「でも、現在のモーニングとは見た目が違うんですよ」と末広さん。
そして、わざわざ再現して下さいました!
こちらが、当時のモーニング。玉子もSSサイズですし、パンも薄くて、今よりもずっとシンプルだなーと思ったのですが、話を伺えば、昭和31年はまだまだ食糧難。その時に玉子は貴重品。コーヒーも馴染みが薄く、パンもマイナー。その組み合わせは、画期的とか。なるほど!!
ちなみに器も当時のもの。変遷があるそうですが、ずっと取ってあるそうです。a-hiro0416


現在では数種類のモーニングを提供なさっています。
その中から今回は「Bモーニング」を頂きました。見た目的には随分とゴージャスになりましたねぇ。
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玉子も2個だ(笑)。半熟加減が絶妙♪
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分厚い自家製パンも外がほんのりカリッとして、中がふんわり。
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新鮮なサラダも付いていて
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オレンジジュースもあって、
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コーヒーも。コーヒーは昔から東白島町の『寿屋珈琲飲料社』で特製ブレンドを作ってもらっています。a-hiro0423



『ルーエぶらじる』には2階もあって、様々な催し物にも使用できるスペースも。
モーニングだけじゃない良さが、随所に光っています。
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おいしかった!! ごちそうさまでした!!


ルーエぶらじる
広島県広島市中区大手町5−6−11
082−244−2327
7:00〜20:00
日祝7:00〜18:00
無休
(モーニングは10:30まで)
Bモーニング 630円

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