混ぜるほどに辛さと旨さが相乗効果!


広島グルメで今、話題騒然なのが「汁なし担担麺」です。
もともと「担担麺」は中国は四川省の料理で、汁なしタイプ。でも、それとは全く異なる、独自の文化を持ったのが、広島の「汁なし担担麺」。

元祖は『きさく』という店舗で、2001年にメニューに登場したというから、まだ10数年の歴史です。でもこれが、大評判なんですね〜。

今回伺ったのは『くにまつ』。
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ご主人の松崎司さんは、福岡生まれの東京育ち。しかも、建設会社を経て、長野の製麺所で働いていた後、長野県松本市で魚介トンコツが主体のラーメン店を営んでいたそう。
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そんな松崎さんが通販で『きさく』の「汁なし担担麺」に出会い、あまりの衝撃に、広島に引っ越してきて、自らも店舗を構えてしまったというわけ。
「なにも、そこまで」と思う方もいらっしゃるでしょうが、僕にはその気持ちが良く分かります。そのくらいの常習性がある麺料理なのです!!

「汁なし担担麺」は0〜4辛までバリエーションがあり、それを超える激辛新味の「KUNIMAX」も。
最初は「2辛」がいいでしょう。
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オーダーしてしばらく待つと、斬新な細長い器に入って登場します。
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それを、細麺を何度も天地返しをしながら、ゆっくりと混ぜ合わせていきます。
ベースの汁は鶏ガラで採ったスープで、そこに醤油だれと芝麻醤、そして五香辣油。
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混ぜ合わせて一体化させて啜れば、程よいゴマペーストの風味と醤油だれの優しいコクが全体に広がっていきます。
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「2辛」ですと、五香辣油の辛味が少し効くくらいのレベルで、優しく辛さが顔を覗かせます。そしてジャージャンと呼ばれる、テンメン醤の甘さと深みが合わさった味付けひき肉が、これまた程よいアクセントに。
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そして、最後に・・・
あまりの美味しさに完食しそうになりますが、後半にちょこっと残して、ライスを投入して混ぜ混ぜするのがポイント!
そうすることによって、最終的に汁も一滴残らず味わえて、さらに大満足なのです!a-hiro0611


食べ終わった後に、すぐまた食べたくなる、不思議な魅力。


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


くにまつ
広島県広島市中区八丁堀8-10 清水ビル 1F
082-222-5022
11:00〜15:00 17:00〜20:00
土曜11:00〜15:00のみ
定休日:日曜祝日
汁なし担担麺 2辛  580円
ライス 100円

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