「食べて」「巡って」「癒されて」素晴らしき養生膳
2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(主演:福山雅治)は記憶に新しいところです。そのドラマ内でも龍馬の初恋の人として登場した平井加尾(広末涼子)が愛した庭が、未だ現存しています。
当地は加尾の夫であり、土佐藩士から明治政府の政治家となった西山志澄が隠棲した地。晩年は共にここで過ごしたと言われています。
表門を入り、母屋へと向かっていきます。
庭には大きな池があり、鯉などがゆったりと泳いでいます。
そして、周りにはモクレンや桜など様々な木々や花。夏は蝉の音、秋に近づけば赤とんぼが飛ぶ姿など、四季折々の変わりゆく表情を眺めながら、優雅にゆったりと料理を楽しむ事ができるというわけ。


今回は、ランチメニューをいただきに参りました。
完全予約制ならではの、落ち着いた雰囲気もまた魅力です。

こちらの一番のコンセプトは「医食同源」。
つまりは、料理で健康を。
「養生膳」という意味合いは、薬膳的な流れ、つまり、中国医学の理論に基づいて、食物、生薬の性質や作用を活かし、一人ひとりの健康維持、強身、疾病の予防、老化予防など体調を整える料理を提供するということ。
また中医学のコンセプトである唯物論、陰陽、五行にも基づいています。
体にやさしいメニューは料理研究家であり、国際中医師、中医薬膳師の村岡奈弥さんによるプロデュースです。
料理は、あくまで一例です。メニューは月替わりですが、その時の旬などを活かすために変更なども、あります。
前菜
うすい豆と三つ葉の白和え
じゃが芋バジル
高知産トマトゼリー
さわやかな三つ葉やバジルの香りが、体と心を鎮めます。
精神的な疲れや継続的な疲労改善におすすめです。
トマトは血の巡りを良くし、消化を助けてくれます。
うすい豆は水分代謝を促す効果があります。

スープ
地の恵み 地物アスパラガスのスープ
疲れを癒すアスパラガスと新玉葱を使ったスープです。
アスパラガスは美肌にも良く、水分代謝も促します。

魚料理(魚料理と肉料理は、どちらかを選択)
魚料理
鰆のわかめソース
鰆は体力をつけ、血の巡りを良くする働きがあります。
老廃物の排出を促してくれるわかめで磯の香りも楽しめます。


肉料理(魚料理と肉料理はどちらかを選択)
土佐あかうしの赤ワイン椎茸ソース
椎茸の旨みが気を補い、抵抗力をつけてくれます。
気と血を補う牛肉で疲れた身体に活力を補えます。


揚げ物
きくらげとホタテの飛竜頭 酢立・山葵
血液に栄養を与え、粘膜の働きを高めるきくらげ。
滋養強壮や酸化防効果的なホタテ。どちらも胃腸の働きを良くし、
消化を助けてくれます。

食事
あさりと新茶のご飯 独活(ウド)のお吸い物 香の物
消化を促す新茶(緑茶)のご飯で、初夏の香りが楽しめます。
あさりと独活(ウド)は、肝に働きかけ、体調を整えてくれます。


デザート
土佐風ムース・オ・シトロン
高知県産のレモンと土佐ジローの卵を使ったソースのデザート。
柑橘の香りが気の巡りを整え、卵が陰を補いバランスを整えてくれます。

いかがですか?
とても体に良さそうなものばかり。
料理ひとつひとつの食材が最大限に活きている逸品たちに驚愕します。
でも、ランチメニューですと、これで3600円!!
広大な緑の景色に高レベルの料理で、この低価格って……
参考:四月のデザート『桜のジュレ,苺ソース』

しかも、これだけではありません。
実は『加尾の庭』は、パワースポット的な要素も。
部屋へと向かう途中には、大きな水晶が飾られた部屋があったり、

広大な庭の中腹には、かつてかつてこの家の庭にあり、 板垣退助や加尾の夫西山志澄らが謀議をめぐらしたとも言われている『六角堂』(水晶がふんだんに使われています)が再建されていたり。
美しい庭と、店内に配された様々な輝きを放つパワーストーンの恩恵が、訪れる人を不思議なちからで包みます。



さらに、食材や調理法、背景となる薬膳の知識などをわかりやすい言葉とハートウォーミングなサービスでお客様にお伝えするという姿勢。
「食べて」「巡って」「癒されて」
素敵なひと時を、堪能させていただきました!!
おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!
土佐養生膳 加尾の庭
高知県高知市神田1676
088−855−3221
11:30〜15:00(14:00L.O) 17:30〜21:00(20:00L.O)
定休日:月曜日
ランチ 3600円
ディナー 6800円
要予約
【高知編】目次に戻る
http://hants.livedoor.biz/archives/51993181.html
2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(主演:福山雅治)は記憶に新しいところです。そのドラマ内でも龍馬の初恋の人として登場した平井加尾(広末涼子)が愛した庭が、未だ現存しています。
当地は加尾の夫であり、土佐藩士から明治政府の政治家となった西山志澄が隠棲した地。晩年は共にここで過ごしたと言われています。
表門を入り、母屋へと向かっていきます。
庭には大きな池があり、鯉などがゆったりと泳いでいます。
そして、周りにはモクレンや桜など様々な木々や花。夏は蝉の音、秋に近づけば赤とんぼが飛ぶ姿など、四季折々の変わりゆく表情を眺めながら、優雅にゆったりと料理を楽しむ事ができるというわけ。


今回は、ランチメニューをいただきに参りました。
完全予約制ならではの、落ち着いた雰囲気もまた魅力です。

こちらの一番のコンセプトは「医食同源」。
つまりは、料理で健康を。
「養生膳」という意味合いは、薬膳的な流れ、つまり、中国医学の理論に基づいて、食物、生薬の性質や作用を活かし、一人ひとりの健康維持、強身、疾病の予防、老化予防など体調を整える料理を提供するということ。
また中医学のコンセプトである唯物論、陰陽、五行にも基づいています。
体にやさしいメニューは料理研究家であり、国際中医師、中医薬膳師の村岡奈弥さんによるプロデュースです。
料理は、あくまで一例です。メニューは月替わりですが、その時の旬などを活かすために変更なども、あります。
前菜
うすい豆と三つ葉の白和え
じゃが芋バジル
高知産トマトゼリー
さわやかな三つ葉やバジルの香りが、体と心を鎮めます。
精神的な疲れや継続的な疲労改善におすすめです。
トマトは血の巡りを良くし、消化を助けてくれます。
うすい豆は水分代謝を促す効果があります。

スープ
地の恵み 地物アスパラガスのスープ
疲れを癒すアスパラガスと新玉葱を使ったスープです。
アスパラガスは美肌にも良く、水分代謝も促します。

魚料理(魚料理と肉料理は、どちらかを選択)
魚料理
鰆のわかめソース
鰆は体力をつけ、血の巡りを良くする働きがあります。
老廃物の排出を促してくれるわかめで磯の香りも楽しめます。


肉料理(魚料理と肉料理はどちらかを選択)
土佐あかうしの赤ワイン椎茸ソース
椎茸の旨みが気を補い、抵抗力をつけてくれます。
気と血を補う牛肉で疲れた身体に活力を補えます。


揚げ物
きくらげとホタテの飛竜頭 酢立・山葵
血液に栄養を与え、粘膜の働きを高めるきくらげ。
滋養強壮や酸化防効果的なホタテ。どちらも胃腸の働きを良くし、
消化を助けてくれます。

食事
あさりと新茶のご飯 独活(ウド)のお吸い物 香の物
消化を促す新茶(緑茶)のご飯で、初夏の香りが楽しめます。
あさりと独活(ウド)は、肝に働きかけ、体調を整えてくれます。


デザート
土佐風ムース・オ・シトロン
高知県産のレモンと土佐ジローの卵を使ったソースのデザート。
柑橘の香りが気の巡りを整え、卵が陰を補いバランスを整えてくれます。

いかがですか?
とても体に良さそうなものばかり。
料理ひとつひとつの食材が最大限に活きている逸品たちに驚愕します。
でも、ランチメニューですと、これで3600円!!
広大な緑の景色に高レベルの料理で、この低価格って……
参考:四月のデザート『桜のジュレ,苺ソース』

しかも、これだけではありません。
実は『加尾の庭』は、パワースポット的な要素も。
部屋へと向かう途中には、大きな水晶が飾られた部屋があったり、

広大な庭の中腹には、かつてかつてこの家の庭にあり、 板垣退助や加尾の夫西山志澄らが謀議をめぐらしたとも言われている『六角堂』(水晶がふんだんに使われています)が再建されていたり。
美しい庭と、店内に配された様々な輝きを放つパワーストーンの恩恵が、訪れる人を不思議なちからで包みます。



さらに、食材や調理法、背景となる薬膳の知識などをわかりやすい言葉とハートウォーミングなサービスでお客様にお伝えするという姿勢。
「食べて」「巡って」「癒されて」
素敵なひと時を、堪能させていただきました!!
おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!
土佐養生膳 加尾の庭
高知県高知市神田1676
088−855−3221
11:30〜15:00(14:00L.O) 17:30〜21:00(20:00L.O)
定休日:月曜日
ランチ 3600円
ディナー 6800円
要予約
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