地元の人たちでいつも大盛況の食堂


羽田空港から那覇空港までのフライト時間は、約2時間40分。
本当に「あっという間」に、ついてしまいます。
何度乗っても思いますが、飛行機は、偉大です・・・・・・

ちなみに、東京駅から新大阪駅まで新幹線で、2時間49分。
もちろん新幹線も速いですが、こうしてみると、飛行機の圧倒的な速さをひしひしと感じますね〜。

というわけで、まさに「あっという間」に那覇空港へと降り立った僕は、
レンタカーを借りて、お目当ての1軒めに向かいます。

いつも、美味なる店舗をご紹介させて頂いておりますが、
今回のラインナップは、特にマニアックとでもいいましょうか、
凄いです。

まず向かったのは、豊見城市の「海洋食堂」。
空港からだと約4km。クルマで約10分と、とても便利な場所。
豊見城市はもともとは農業が盛んな地ですが、最近は、道の駅豊崎や、アウトレットモールなどもでき、買い物で訪れる方も増加しているところです。
a-oki0101


そんな地にある「海洋食堂」は、
地元のお客さんで、いつも大盛況です!
a-oki0102


駐車場にぎっしりと並ぶクルマのナンバーを見ても、
「わ」ナンバーが殆どなし(というより、僕以外は無かった)。

たくさんの地元の人が足しげく通う食堂が
美味しくないわけがないじゃないですか♪

もう、入る前から、「来てよかった!」状態です(笑)
a-oki0103


店内に入れば、せっせと、おかみさんが料理を運んだり、
注文を取ったり。
「沖縄の海洋博の時に、オープンしたんですよ。なのでこの店名なの♪」
なるほど。ということは海洋博が1975年なので、約40年!
大御所ですね〜♪
a-oki0104
a-oki0106


もちろん、食堂なので、様々なメニューがありますが・・・・・・
a-oki0105



まずは、「ゆしどうふそば」
a-oki0107


おお、ゆしどうふに生卵、そして三枚肉など。
a-oki0108



沖縄には「島豆腐」と呼ばれる豆腐があります。
木綿豆腐のような感じですが、それよりもずっしりとした重量感のあるタイプで、大豆がぎっしりと詰まったような豆腐。
それが固まる前の柔らかいおぼろ状のタイプが「ゆしどうふ」。

もちろん麺は、沖縄そば独特の、太くて分厚く、なめらかさとむっちりとした感じを合わせ持った麺。
a-oki0109


生卵とゆし豆腐の組み合わせがいいですね。
卵黄の優しい甘さが、全体を包み込みます。
a-oki0110


もちろん、ゆしどうふ自体も美味。
ベースの汁の爽やかな風味とともに、ふくよかなゆしどうふの食感が楽しめます。
a-oki0111


「うちは、もともと豆腐やさんだからね〜」
なるほど!だから、この豆腐も作れるわけですね!

そして「てびちのにつけ」
定食スタイルです。
豚足を柔らかく煮込んで、味付けをしたものを「てびち」といいます。
各店舗によって、濃いめの味付けだったり、薄味だったりと様々。
こちらでは、「ゆしどうふそば」同様の爽やかさが光ります。
a-oki0112
a-oki0113


皮の部分が、特にぷるぷるっとして、コラーゲンたっぷり!
肉の部分も、しっとり柔らか。
にんじんなど野菜もついて、健康的ですね。
a-oki0114
a-oki0115


赤飯もつきます。
a-oki0116


おからもつきます。
a-oki0117


沖縄では定食に、沖縄そばの入った汁がつくのが定番。
a-oki0118



そして、いただいている間じゅう
ひっきりなしに訪れる、地元のお客さんたち。


おいしかった!! ごちそうさまでした!!

海洋食堂
沖縄県豊見城市名嘉地192−10
098−850−2443
9:00か9:30頃〜19:30頃
定休日:日曜日
ゆしどうふそば 700円
てびちのにつけ 900円

【沖縄編】目次に戻る
http://hants.livedoor.biz/archives/51996454.html