老舗『原了郭』直営のカレー店が!!


京都グルメ旅もいよいよ、最終日の最後の食事となりました。
3日間に渡って、丼、やきとり、天ぷらなど様々な料理を頂いてきましたが、
トリを飾るのは、なんと、カレーです!

「なぜ、最後にカレー?」と思った方も多いかもしれません。
確かに、京都には多種多様な料理が存在します。
でも、今回のカレーは、まさに“京都ならでは”なのです。

京阪線三条駅より大和大路通りを南へ徒歩数分。
黒を基調とした純和風的な外観。古き良き京都を彷彿とさせる仕上がりです。
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でも、店内は、うってかわってPOPな雰囲気。
ライトグリーンやライトオレンジ的な色遣いのイスや、白いテーブル&壁は、カレー店というよりも、洒落たレストランカフェの如し。
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と思った矢先、入口左側に、大きな『原了郭』黒七味などのオブジェが。
そうなんです。こちら『Ryokaku』は、『原了郭』直営のカレー専門店なのです!
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『原了郭』といえば、創業は元禄16年(1703年)。初代の原儀左衛門道喜は、赤穂義士四十七士のひとりである原惣右衛門元辰の一子で、名医・山脇先生の処方による御香煎を製造・販売したのが始まりです。
今や香辛料である「黒七味」が特に有名ですが、元を辿れば、御香煎という漢方薬のほうなんですね。
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カレーも「薬膳カレー」などがあるじゃないですか。
その流れで、2012年に「カレー専門店を出そう!」という事になり、立ち上げたというわけ。もちろん香辛料をスパイスに用いるという点でも、『原了郭』」とカレーは、イメージぴったり。

ということで、早速、カレーをオーダー。
「九条ねぎとり天カレー」
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サラダもついてきます。新鮮かつ健康的♪
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国産若鶏を使用した「とり天」自体も、揚げたてで、ジューシー!
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見るからに、じっくりと時間をかけて作り上げた“ルウ”の色。
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ルー自体も、素材にこだわり
数種類の野菜や果物と
Ryokakuオリジナル
カレーパウダーを使用した
身体に優しいフルーティーカレー

香辛料などの会社直営ゆえ、スパイスがバシバシ効いたタイプを想像していたのですが、むしろ、スパイス感は控えめで、果物などの甘味がわりと前面に出たルウ。
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これを卓上の「ミックスッスパイス」「カレーパウダー・スパイシー」「カレーパウダーマイルド」などの香辛料と合わせて味わうのがベストだとか。
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さらに、出ました「黒七味」♪♪
これをかけることで、今までフルーティだったルウが、グッと締まって、更なるコクが出るようです。
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他にも夏は「賀茂なすカレー」
秋はきのこ、春はたけのこと、季節限定のカレーもラインナップ。

カレーもどんどん進化しています。
さすが、『原了郭』!!


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


Ryokaku (リョウカク)
京都市東山区大和大路通新門前下ル西之町216−1
075−561−2732
10:00〜18:00(17:30L.O)
定休日:木曜日、元旦と2日
九条ねぎとり天カレー 1188円

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