シモキタの居酒屋で、生産者から直送の食材が輝く


東京グルメ2泊3日の旅も、いよいよ最後の1軒となりました。
小田急線下北沢駅。この界隈は通称:シモキタと呼ばれ、吉祥寺や自由が丘、代官山などとともに若者の街、ファッションの街と呼ばれることも。本多劇場を筆頭に小劇場も多いのも、そんな雰囲気を増長していますね。もともとは戦後の闇市もあったところなのと、道が狭いので、商店街には新旧入り混じった様々な店舗が存在しています。

そんな下北沢で駅から南へ徒歩約4分のところにあるのが「都夏(つげ) 下北沢店」。
軒先には、こだわりの野菜などの食材も飾られ、まじめさが滲み出ています。
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店内はカウンターとテーブル席なのですが、左右対称というか2軒分。もともとは片方だけだったのですが、人気ゆえに隣も借りて、途中から2軒分の広さになったそう。
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お店を切り盛りするのは三代目親方の片岡茂雄さん。
母体は、オイスターバーを東京などで展開するジャックポットで、他にも祐天寺などの「かき小屋」、下北沢などのイタリアン「ラ・ベファーナ」なども。
「都夏」は、「野菜は東京都狛江市・契約農家の新鮮野菜、玉子は天然飼料のみで育てられたおいしい自然玉子、魚も鶏も産地直送、天然塩に紀州備長炭。産地直送、吟味した素材を存分に活かした旬のメニューが粒ぞろい」がコンセプト。
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「あとは、県人会ですね〜」と片岡さん。
と指をさした入口付近を見れば、地方ごとに分かれたファイルが。
なるほど、県人会も開催されているんですね。さすが東京。各地から集まる街。片岡さんは長野出身なので、長野県人会下北支部長を名乗っています。
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日本酒を頂きました。
店名の入った「都夏」、そして東京は福生の日本酒「福生まれ」
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野菜は狛江の契約農家さんからの直送。
「下北一の生野菜盛」カリフラワー、ロマネスコ、かぶ、赤かぶなど。
彩りも美しく、見ただけで新鮮さが伝わる生野菜ですね。寿司桶に入っているのもおもしろいです。旨い味噌・マヨネーズ・JPドレッシングで。
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やきとりもありました。なんと、青森のシャモロック!三戸郡五戸町の村越正和さんが代表の「村越シャモロックパーク」から仕入れています。
皮やつくねなど各種あり。つくねは軟骨入りで山芋をつなぎに用いているため、ふんわりとした食感。
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さらに名物ともいえる「レンコンの海老すり身はさみ揚げ」。いわゆる海老しんじょうをレンコンではさんで揚げてあります。優しい海老の旨みとレンコンのサクっとした食感がおもしろい一品。梅酢や塩、レモンで。
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生産者の顔が見える食材を使用した居酒屋。
そんな真面目さが輝いていました♪

おいしかった!! ごちそうさまでした!!


都夏 下北沢店
東京都世田谷区代沢5-29-16
03-3410-8237
17:00〜24:00(23:00L.O)
無休
都夏 とっくり 1700円
福生まれ とっくり 1230円
下北一の生野菜盛 840円
やきとり 180円〜280円
レンコンの海老すり身はさみ揚げ 810円

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