宮古島の地下水からできる雪塩を使った洋菓子など


いかがでしたでしょうか?宮古島2泊3日グルメ旅。
宮古そばやカフェレストランはもちろん、洋食、割烹と、想像していたよりもずっと幅広いジャンルの料理がありました。そして、食材の良さが、とても光る島でした。

さて、今回も番外編です!

ご紹介させて頂くのは、あの有名な「雪塩」。
ミネラルたっぷりと大評判な塩ですが、宮古島の会社だったんですね〜。

というわけで、会社のある狩俣まで行き、雪塩ミュージアム(工場&直売所)を拝見いたしました!

当然ながら、海の近く。池間大橋が良く見えます。
a-miyako1001


想像していたよりもずっと小さくて、びっくり(スミマセン)。
以前にテレビの仕事で愛媛県の伯方島で「伯方の塩」の工場見学に伺ったのですが、それはそれは巨大な塩工場でした。有名度では同じくらいなのに!
a-miyako1002


しかも驚いたのは、海水をくみ上げているわけではなく、海の近くとはいえ、地下水をくみ上げています。宮古島は珊瑚礁が隆起してできた琉球石灰岩の島だそうで、大きな川がないために雨水が地下まで浸透し、ろ過され、地下水がミネラル豊富なのだとか。雪塩ミュージアムのガイド、友利豊さんが、いろいろと説明して下さいます。
a-miyako1003


精製された塩は、さまざまな形になって、商品化されております。
a-miyako1004
a-miyako1005



一番有名なのは、そのままの「塩」として使用する「雪塩」。
通常バージョンとパッケージが違いますが、工場限定商品です(中身は同じ。ちょっと安い)。
a-miyako1013


で、今、一番の人気というのが「ミネラルソルトホームスパ」。
通常のパウダーよりも3倍細かい雪塩で、全身マッサージをすれば、しっとりすべすべ、だそう。とっても気になるのですが、今回は、グルメ旅なので〜。
a-miyako1014


お菓子だと「雪塩 ばうむくーへん」が一番の売出し商品だそう。
ソフトタイプとハードタイプあり。というより、バウムクーヘンもあったんだ!
なんでも、新作だそうで、「雪塩 ばうむくーへん」の生地には「みやコッコ牧場」の宮古島産の平飼い鶏の卵がたっぷり贅沢に使われているとか。うまみがこっくり深くて濃厚な平飼い卵は、お菓子にはぴったりの卵。さらに宮古島限定の雪塩を生地に使用することで、生地に弾力がでて、味にコクができ、素材のうまみを引き出します。
a-miyako1006
a-miyako1007
a-miyako1008


また、洋菓子では定番ともいえる「雪塩 ラスク」。
常のラスクといえば、フランスパンをスライスして作りますが、 雪塩ラスクはカステラ生地をスライスして、ラスクにしています。そのため、やわらかな口当たりが特徴です。
表面には砂糖と雪塩をふりかけてあり、しょっぱすぎない絶妙な塩加減が、カステラ生地の卵&バター風味を引き立てます。やわらかく、ほんのり甘いハートなんだか懐かしい味がする新しいお菓子です。
a-miyako1009
a-miyako1010


他にも直売所では「塩ソフトクリーム」なども販売しています。
まずはそのまま味わうと濃厚なソフトクリームのおいしさと、塩のしょっぱさが絶妙です。そして、ゆずや唐辛子など、様々なパウダーが置いてあるので、いろいろと味の変化も楽しめます。
a-miyako1011
a-miyako1012


宮古島に行ったら、ぜひ「雪塩」も訪ねてみて下さい。
いろんな発見が、待ってます♪


雪塩ミュージアム
沖縄県宮古島市平良字狩俣191
0980-72-5667
9:00〜17:00
無休
雪塩 ばうむくーへん 1350円
雪塩 ラスク 6枚490円


【宮古島編】目次に戻る
http://hants.livedoor.biz/archives/52021913.html