「ジュンドッグ」の有名店が、代がわりして移転、リニューアル!


みなさんは旭川名物と言われる「ジュンドッグ」をご存じでしょうか?旭川市民なら知らない人はいないとまで言われるテイクアウトのご当地グルメ。
実はこれ、1977年創業である美瑛の洋食屋さん『純平』のマスター、佐藤栄一氏が考案したもの。
というわけで、3軒めは、こちらへ。
ところが、です。カーナビに入れた住所に店舗が無い!急いで調べると、移転しておりました。こちらが新店舗。しかも『じゅんぺい』に。
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実は、『純平』は2013年に閉店したのですが、それを『洋食とCafe じゅんぺい』として三宅哲郎さんが引き継ぎ、2014年に移転リニューアルオープン。
佐藤氏の娘さんと、三宅さんの奥様が同級生だった関係もあって、継ぐことになったとか。
三宅さんは自衛隊に勤めていたので料理畑出身ではないですが、半年間つきっきりで教えてくれたそう。なんと、今でも佐藤さん自らがお店に手伝いに来てくれています。
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そんないきさつもあるゆえ、場所は変われど、地元の方にも以前のように支持されて、アットホームな雰囲気の中、毎日切り盛りなさっています。
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オーダーが入ってから海老フライを作成し、ごはんに巻いて包んでいます。旭川でよく見かけるのは『ピジョン館』の「ジュンドッグ」。以前のオーナー佐藤さんの時代に、レシピを教えたのだとか。
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そんな『じゅんぺい』なんですが、ジュンドッグやさんではなくて、洋食やさんです。一番人気は、オーダーの約半数を占める「海老丼」。
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松にしたので4本入って1310円。大きな海老が4本も入ってこの価格はお値打ち!
サックサクで口あたりの軽い海老フライに甘めのタレが絶妙のバランス。美味しいご飯との相性も抜群です。よく、海老天丼はありますが、海老フライ丼は珍しい。
海老も美味しいけれど、衣も凄い!と思ったら角食パンを毎日自分で挽いて、生パン粉を作っているそう。
油もオレイン酸たっぷりのキャノーラ油を主体に、風味の良いコーン、ラードをブレンドして使用。
しかも海老フライは難しいそう。高温で20〜30秒ほど揚げて、半分“生”の状態で油が切れるまで置いて、その間の余熱で仕上げるとか。
辛子茄子も添えられていて、良いアクセントになっています。
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そして、もう一つの名物とも言えるのが「ろーすと鶏」。
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道産の生の骨付き鶏を、オーブンでじっくりとローストした一品。
あっさりと塩・コショウで味付けをした「塩」が一番人気で、まさにジューシー!肉汁たっぷり! 他に、秘伝のタレをホットなスパイスで味付けをした「タレ」もあり。
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さらに『じゅんぺい』は、Cafeとしても利用できます。
イタリア製のエスプレッソマシーンも導入。
おお、アートなカフェラテ!
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しかも、お弁当もテイクアウトできます。
実際、観光客の方などが旭川空港から羽田空港へ戻る際に、お弁当をテイクアウトなさるとか。あとは旭川空港くらいまでの距離なら、一定の個数があれば、予約でお届けしているそう!
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海老丼を始め、ろーすと鶏、そしてセットメニューなど様々な洋食メニュー、そしてカフェと、いろんな顔を持つ素敵なお店なのでした♪


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


洋食とCafe じゅんぺい
北海道上川郡美瑛町本町4-4-10
0166-92-1028
10:30〜19:30(L.O)
定休日:月曜日
海老丼 松4本 1310円
ろーすと鶏 980円
カフェラテ 480円


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