パン作りの材料を追求した結果、牧場まで作ってしまった


おはようございます。富良野美瑛グルメの旅、2日めです。
今日は美瑛の風景の素晴らしさを実感できる牧場からスタート♪

「美瑛ファーム(美瑛放牧酪農場)」
広大な敷地は、なんと22万坪。ゆったりと乳牛たちがくつろいでいます。
放牧なんです。敷地内には約90頭のジャージー牛やブラウンスイス、そして最近、ホルスタインも仲間入り。搾乳の時間になると集まってくるのですが、基本的に、放牧。夜も牛舎に入るわけでは無くて、森のどこかで寝ているとか(敷地内ですが)!!
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そんな、ストレスの少ない環境の乳牛たちゆえ、通常は2〜3産(仔牛を産んだ回数)までの牛が普通だそうですが、こちらは5産の牛までいて、美味しい乳が出ているのだとか。
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実は経営は、兵庫県加古川市のニシカワ食品というパンやさん。創業は1947年。
なぜニシカワ食品が牧場を作ったかというと、簡単にいえば、材料へのこだわりから。
北海道美瑛町で22万坪の農場でジャージー牛を放牧する「美瑛放牧酪農場」を自社で開設して、ストレスの少ない環境で育った牛から、自家製の酪農製品をつくり、自社農場でも小麦を生産。美瑛町でとれた小麦と共に原材料として使用し、安心・安全・流通がしっかり確認できる商品づくりにも乗り出したというわけ。新千歳空港内「美瑛選果」にて美瑛産原材料でつくる北海道土産「びえいのコーンぱん」「びえいのまめぱん」も発売中です。
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ちなみにニシカワ食品は、東京・渋谷などに世界で一番美味しいバゲットをつくり続けると言われる「ヴィロン」を出店しています。
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「美瑛ファーム」では実際に牛乳やヨーグルトなどを販売しています。
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この牛乳が凄い!「低温殺菌牛乳」
健康な牛から生乳を搾っているわけですから、美味しさ抜群♪
生乳の風味を生かすため63℃30分間の低温で殺菌しているそう。
夏季は青草を食べて育つため、黄色が濃く草の香りが味わえるのだとか。そして、冬季は干し草を食べて育つため、甘みとコクがあるのだとか。
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「飲むヨーグルト」も、いいですね〜
ねっとりと濃厚な味わいとともに、爽やかな生乳の風味が共存。
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「有塩バター」も販売なさっています。
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さらに「ソフトクリーム」
生乳に砂糖以外のものを加えず、乳固形分を上げる製法で作っています。
ミルク本来の風味とコクがあるソフトクリームです。コーンも自家製!
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頂いたら、丘の上まで登ってみました。ちゃんと、道があるのです♪
そして頂上から見渡す365度の美瑛。素晴らしすぎです!!
さきほどの建物が向こうのほうに小さく見える!!
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こんな素敵な場所で働ける方、そして気軽に来れる近所の方が羨ましいと思った僕でした。


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!

美瑛ファーム(美瑛放牧酪農場)
北海道上川郡美瑛町字新星平和5235
0166-68-6777
10:00〜17:00
定休日:火曜日
低温殺菌牛乳 180mlビン 320円
飲むヨーグルト 150mlボトル 250円
有塩バター 140g 700円
ソフトクリーム 自家製コーン 400円

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