独創的でアグレッシブ、見た目も変わっているお好み焼き


広島空港は三原市にあります。そこから広島駅までは、クルマで約1時間。まず向かったのは広島駅の南口向かい側あたりにある、フルフォーカスビル6階。
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こちらには「ひろしまお好み物語 駅前ひろば」といって、個性豊かな店舗が軒を並べる広島県有数の、お好み焼き総合施設があります。現在13店舗。
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今回訪れたのは『電光石火 駅前ひろば店』。
施設がオープンした約10年前から、ずっと続く1軒。『電光石火』は5店舗ありますが、こちらが1号店なのだそう。
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正直なところ、広島のお好み焼きは、どこの店舗に伺っても、旨いです。
その中で、こちらを選んだ理由は、大評判のオリジナルメニューがある点。それが店名を冠した「電光石火」。

まずは鉄板に薄くクレープ状に生地を作ります。
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削り粉と昆布粉をかけ、キャベツをどっさり。そして、いか天。
決め手はキャベツに空気を含ませ、ふわりと焼き上げるところ。なので上から押したりしません。
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豚バラ肉も入ります。
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取締役副社長であり、駅前ひろば店長でもある田中匡氏の、華麗なるコテさばきも必見です。
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茹でた麺を鉄板の上に載せ、ソースをちょこんと加えます。
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そして上には刻み大葉。
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鉄板の前にはカウンター席があり、お店の方との距離も短いスタイル。これが却って親近感というかアットホームさを生みます。
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ひっくり返して……
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卵を2個使用して、ホイップし、鉄板に丸い円形になるように垂らして……
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その上にさきほどの生地を載せます。
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ここからが重要。なんと、コテを使ってオムライスみたいに、くるりと。
見た目って重要ですね。とても美味しく見えます。
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こちらではオタフクソースを用いています。さすが広島。
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そして、青ねぎをどっさりとかけて、完成です!
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広島のお好み焼きって生地が薄くてキャベツがどっさりなので、量のインパクトの凄さより、ずっと食べやすくて美味しいんです。しかも中華そば入りなので、物足りなさも皆無。さらにオムライスみたいに包まれた卵の甘さや、オタフクソースの優しい甘辛さが、ぴったり。ふんわり生地と柔らかい麺の食感もGOOD。
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美味しさもオリジナリティもある、素晴らしいお好み焼きでした。


おいしかった!! ごちそうさまでした!!


電光石火 駅前ひろば店
広島県広島市南区松原町10-1 広島フルフォーカスビル6F
082-568-7851
10:00〜23:00
無休
電光石火 1050円


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