大正時代から続く、まさに老舗のおでんやさん


創業は大正13年。割烹料理店から始まり、おでんが特に人気となり、今ではおでんの店に。それが薬研堀に店を構える『権兵衛』。
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カウンターの1階と、3人からの個室や大広間の2階があります。
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娘婿である4代目の児玉倫和さんが中心となって切り盛りなさっています。
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噂では聞いていたのですが、実際にメニューを拝見すると圧巻です。
おでんの種類は80以上あるとか。だしおでんと、みそおでんの、2系統。
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こちらが、だしおでん。
けずり節と昆布、そして少量の醤油を合わせただし。
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いろんな種類がありますね。大根やしめじ、手前はレッドムーンというじゃがいも。
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肉だんご、えびだんご、いわしだんごなど。
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いかやたこ足、きんちゃくなど、どれも美味しそうです。
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珍しく、ねぎまもありますね。“ねぎま”のルーツである白ねぎとまぐろ。
ちなみに鶏肉とねぎの“ねぎま”は、これを模倣したものです。
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そして、みそおでん。
児玉さんによると、おでんはもともと、みそおでんなのだそう。
お侍さんが、みそに浸した縄を干して腰ひもにし、戦いの途中で、兜をひっくり返して鍋代わりにして、その腰ひもと具材を入れて煮込んだのがはじまりだとか。
江戸時代の後期になって醤油のおでんに変わっていったということです。
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大根、水菜、いわしだんご、すね肉(牛)。
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大根の、だしのしみ具合が素晴らしいです。2日がかりで仕上げるそう。おでんは単に浸したり、煮込み続ければよいわけじゃないそうで、聞けば聞くほど奥が深くて興味津々。
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逆に、水菜などの青物などはオーダーが入ってから煮込むのだとか。
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牛すね肉も軟らかくて美味。
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いわしだんごも、いわしの良さが出ますね。

これらを、黒ゴマ入りのみそ(府中みそ)で味わうのが、権兵衛流。
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最後に、茶飯セットで〆るのもGOOD!
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おいしかった!! ごちそうさまでした!!


権兵衛(ごんべえ)
広島県広島市中区薬研堀1-23
082-241-0029
17:00〜23:00(1F)(〜翌2:00(2F))
定休日:日曜祝日
大根300円
水菜300円
いわし団子300円
すね肉(牛)500円
茶飯セット 500円


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