江戸町に輝くまろやか白湯ラーメン。夜はもつ鍋も!




つい最近まで長崎の麺料理といえば、ちゃんぽんが席巻しておりました。今でももちろん人気ですが、でも最近、どんどん増加しているのがラーメン。市内には100軒を超えるラーメン店が存在し、しかも味も千差万別です。

その中から向かったのは『BABAKE』(ババケ)。江戸町商店街の一画にあります。
江戸町商店街は歴史が古く、1592年ごろに砂浜を埋め立てて造成され、出島の門前町として栄えたそう。出島という外国に一番近い町。そんな名残もあり、今でも商店街には個性的な店舗が揃っています。
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洒落た木のぬくもり漂う店内は、ラーメン店というよりも、カフェレストランというかダイニングバーというか、な雰囲気。築約70年の木造住宅をリフォームなさったそう。
『BABAKE』ってどういう意味なんだろう?と思ったら、馬場淳さんと馬場聡さんのご兄弟がなさっているんですね。あ!馬場家! なるほど、気がつきませんでした!
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メニューを拝見すれば、ラーメンが3種類。せっかくなので3つともご紹介させていただきましょう。
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まずは「白」
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ベースはトンコツ&鶏ガラ。丁寧に下処理したのちに、長時間煮込んだスープ。そのため、臭みがなく、濃厚かつまろやかな仕上がりです。白は、塩だれで、ネギ油を少し効かせています。
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麺は自家製の細ストレートタイプ。するりとしたのど越しがGOOD!
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つぎに「黒」
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白と同じ白湯スープですが、こちらは醤油だれ&マー油(焦がしニンニク油)で仕上げているので、より濃厚なコクと旨みが。
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スープもしっかりとした白湯なので、インパクトのあるマー油が加わっても負けてないというか、とても良いバランスを保ちます。
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そして「汁なし担々麺」
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広島などでは一大ブームを巻き起こしている汁なし担々麺ですが、長崎にあるとは思ってもみなかったので、びっくり。
伺えば、馬場兄弟は長崎市内の出身ですが、お兄さんの淳さんが東京や広島でラーメンの修業を積んだのだとか。なるほど、なので汁なし担々麺があるわけですね。

とはいえ、味付けはオリジナル。温泉玉子的な半熟玉子が載っているので、割ってよく混ぜ合わせていただけば、まろやかな辛さを堪能できます。
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ちなみに、辛さは小、中、大、激から選べます。
少し残して最後にごはんと合わせれば、さらに楽しめますねー!
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と思ったら、もう一品。「麻辣担々麺」(マーラータンタンメン)
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練り胡麻を使った濃厚スープが麺に絡みます。
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肉味噌も旨し。やはり辛さが小、中、大、激あり。
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ちなみに、夜限定メニューに
「らーめん屋さんのこだわりもつ鍋」というのがあります。
弟の聡さんは、福岡で居酒屋さんの修業を積んだそう。そのため鍋もできるんだとか。
広島県産峠下牛のもつのみを使用して、長時間炊いた鶏ガラスープと、昆布やカツオベースの醤油だれを合わせたもつ鍋だそう。「あっさりとした中にもコクがある」とか。しかも自家製麺つき! 気になります〜。今度、夜にも来たいです!
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おいしかった!! ごちそうさまでした!!
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BABAKE (ババケ)
長崎県長崎市江戸町6-13
095-820-8801
12:30〜14:00 18:00〜スープなくなり次第終了
定休日:祝日の夜・日曜の夜・ほか不定休
BABAKEらーめん 白 650円
BABAKE らーめん 黒 650円
汁なし担々麺 700円

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