都城から世界へ羽ばたく創作日本料理店


人気の飲食店は美味しい料理はもちろんのこと、きちんとした接客や店から伝わってくるオーラも輝いていたりするもの。都城市の『北諸(きたもろ)』は、まさしくそんな素晴らしき雰囲気に満ち溢れています。
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店舗に到着して最初に気づいたのは、その真剣なるコンセプトです。
ご来店される「お客様」に「心」から喜んで頂けるリーディングカンパニーを作り上げよう
・・・なかなか、店先に企業理念を描く店舗は少ないですが、真剣さがにじみ出てきますね。
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ご主人は戸越貴大さん。北諸県郡山田町(現・都城市山田町)の出身で、東京と大阪に親戚がいたため、その中間の名古屋で修業を積んだそう。日本料理店や寿司店などで腕を磨き、地元に戻って5年前に『北諸』をオープン。
「北諸県郡の出身なので、北諸という屋号にしたんです」と笑います。
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素敵な瓶が並んでいると思ったら、都城「大浦酒造」の「みやこざくら」という芋焼酎だそう。地元愛がふんだん。
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窓からの光が多く、明るい雰囲気の店内。個室もあります。
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ゆったりとしたカップルシートまで(小さなお子様連れのご家族にも最適)。
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驚いたのは、お箸が選べる点。自分の好みのお箸を選べるなんて考えもしなかったので、純粋にすごく驚いてしまいました。
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理念だけでなく料理へのこだわりもきちんとなさっています。地産地消だったり、手作りだったり、無添加だったり。
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『北諸』には名物とよばれるメニューがあります。それは「ひつまぶし」。
なんと、うなぎのほか、宮崎牛、出水鶏、観音池ポーク、海鮮といった、合計4種類のひつまぶしがあるのです。
その中から今回いただいたのは人気No.1の「宮崎牛ひつまぶし定食」。
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日本一に輝いた宮崎牛です。宮崎牛ってA4〜A5ランクしかないみたい。そのロースとももを用いていて肉質も脂身もいうことなし!
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茶碗蒸しも付いています。
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お味噌汁なども付いています。
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「ひつまぶし」ですから、4等分して、まずはそのまま。
もう、口の中いっぱいに宮崎牛の旨みが広がります。
味付けは生の醤油を用いたタレで、地元に合わせてやや甘辛く仕上げていて、これがまたご飯にぴったり。
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甘辛タイプなので、わさびなどの薬味も合いますね〜。
和の趣きへとシフトした味もGOOD。
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出汁をかけてお茶漬け風に。
甘辛なタレが程よく和出汁と融合して、爽やかな甘みへとシフト。と共に和風出汁の日本料理的な香ばしさもプラスされます。出汁も美味しいなぁと思っていたら「もちろん、一番出汁を挽いています」と。さすがです!
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最後はもちろんお好みで。

『北諸』は大評判なので、昼も夜も予約がベスト(メニューは昼夜同じです)。
あまりの評判で、昨年11月には北諸県郡三股町に三股店もオープン。

ふと見るとコンセプトには「都城から世界へ」の文字も。
まさにそのとおり、いつか世界へと羽ばたく予感がしています。


おいしかった!!! ごちそうさまでした!!!


お箸処 北諸 志比田本店 (きたもろ)
宮崎県都城市志比田町11033-3
0986-24-3700
11:00〜15:00(14:00L.O)
18:00〜21:30(20:30L.O)
定休日:水曜日

宮崎牛ひつまぶし定食 1980円(税別)

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