北見のお菓子を代表する「大丸」の「ほっちゃれ」


いかがでしたでしょうか?北見グルメ2泊3日の旅。仕事がら全国を1年にほぼ一周する僕ですが、実は北見市は初訪問。正直なところ、まさか人口約11万5千人の市なのにこれほどまでに、焼肉や塩やきそば、お寿司、ビールなどさまざまな美味しさに出会えるとは、びっくりです。

さて、今回も番外編。
北見のお土産と言えば、真っ先に登場する代表格が「大丸」の「ほっちゃれ」。

「大丸」は、昭和9年創業。初代は親戚の日本料理店(割烹)から独立し、和菓子店を始めたそう。
現在の社長は4代目の中村寿志さん。

ほっちゃれとは、北海道の方言で産卵を終えた鮭のこと。
方言の面白さと子孫繁栄、命をまっとうすることの喜びを込めて、お菓子に名付けたそう。
小麦粉と卵でふっくらと焼き上げた皮の中に、北海道産小豆餡(こしあん)をバランスよく包み、隠し味にしょうゆ、みりん、酒を使用。しっとりとした皮と優しいこしあんの風味が楽しめます。

しかも、本店に伺えば、どらやき、季節の上生菓子などさまざまなお菓子もあり、ワクワクします。

そして、本店隣の“お休み処”では、お菓子の食材を用いた、まさに芸術作品的工芸菓子も飾られていたり、時々、実演教室などもなさっています。


鮭をかたどった「ほっちゃれ」。厚みのあるしっとり皮とこしあんが、高バランス
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本店には「ほっちゃれ」以外にも各種和菓子などが、100種類以上も並ぶ
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時代を反映した「あまびえ」も新登場。他にも季節の上生菓子など限定も多い
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「どらやき」は毎朝製造で、出来立てが美味。「ほっちゃれ」は数日置いたほうが馴染んで美味、だそう
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誕生以来、50余年。現代でも色あせない、変わらぬ美味しさが、凄い
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季節限定商品の「鮎」。鮎の形に求肥とあんをはさんだ初夏を感じる一品
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菓子處 大丸  (だいまる)
北海道北見市北2条西2丁目
0157-24-2816
8:30〜18:00
定休日:火曜日
ほっちゃれ 130円(税別)

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